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海雲台の高級ホテル、観光客誘致戦が熾烈に....

内容

本格的な観光シーズンを控えて、釜山海雲台地域の高級ホテル間の観光客誘致戦が一層激しくなる見通しである。 今年の初めに本館の客室の改修･補修に着手したパラダイスホテル釜山が4ヵ月間の大工事の末、リフォームオープンした。この様に4月末から5月初めのゴールデンウイークを前に、本格的な観光客誘致に乗り出すホテル街は今将にヒートアップしている。他のホテルも部分的リフォームや販売促進を強化するなど、対応策を打ち出している。 今年6月にはマリオットホテルの真向かいにに高級ホテル型オフィステル（オフィスとホテル兼用）もオープンする予定で、海雲台（ヘウンデ）ホテル街の「観光客争奪戦」はより熾烈になるものと見られる。 今月26日リフォームオープンするパラダイスホテル釜山は、インテリアのみならず、配管設備まで取り替える大規模な工事を施工した。工事費だけで260億ウォン、客室は521から540室に増え、新しく整備された本館客室が259室である。客室一室当り1億ウォンが投資された訳である。また、本館内の3つのプレジデンシャルスイートには2億7000万ウォンのオーダーメード家具及び3000万ウォンの寝具類の製作費が投資された。 パラダイスホテル釜山工事期間中に利用客を増やした周辺ホテルも競争力向上に向けた取り組みに拍車を掛けている。釜山ウェスティン朝鮮ホテルも今年からホテル地下の開発に力を注いでいる。特にホテル側は各界首脳レベル級会議の参加者を誘致するためのマーケティングにも力を入れている。 100坪の宴会場を4月末完工する釜山マリオットホテルはウェディングセレモニーの販売促進に全力している。15･16両日には「ウェディング・コレクション」を開き、今年末ごろには客室の改修･補修も施工する見通しである。 今年3月、新しい代表取締役の就任と日本人総支配人の受け入れなどで経営体制を刷新した海雲台グランドホテルは、5月末までホテル22階に宴会場を設けて競争力の向上を図り、立食ルームを一階に移して顧客の利便性を高める方針である。 一方、今年6月末地下6階、地上30階規模の「シークラウド」はオフィステルの建物にホテルのサービスを結びつけた高級ホテル型オフィステルに416客室と各種店舗を付設して、観光客誘致レースに加わる。 Silver日本語通翻譯奉仕會 監譯