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甘川(ガムチョン)仲介貿易にもっと関心を

2006-04-04 841  ヒット
内容
釜山の甘川港に冷凍水産物の仲介貿易が急速に増大しており、最近になって取引額が5兆ウォンにのぼったが、行政当局の無関心の為に相当部分を中国などの後発国家に奪われている。 冷凍水産物の仲介貿易の増大は、釜山地域に大きな利益を齎すものと予想されるが、釜山市と海洋水産部の遅々たる公営水産物卸売市場の建設事業にのみ関心を寄せ、金融などの仲介貿易インフラ構築にはほとんど関心を示していない。 3日釜山地域の冷凍倉庫業界によると、甘川港一帯の冷凍倉庫で数年前からロシア産のタラコ・カニなど冷凍水産物を中心に仲介貿易が活発に行われ、昨年一年間にはおよそ2万5千〜3万tのロシア産のタラコが3千億ウォンも超える金高で日本のバイヤーらに販売されたのを始め、冷凍倉庫別競売などを通して、このような仲介貿易の取引規模は2兆ウォン台にのぼるものと業界は推算している。 特に、最近増えているアメリカ産のタラコ・タラのヨーロッパへのトランシップ貨物は統計には算入されてないが業界では少なくとも3兆ウォン以上になるものと推定している。 国際冷凍水産物の仲介貿易が甘川港で大量に行われているのは、甘川港一帯の優れた水産物処理技術と駆け引きノウハウが国際的に認められているからだという。 しかしその反面甘川港の仲介貿易に対するインフラは全く構築されていない状況である。 冷凍倉庫業界関係者は「当局が積極的に管理案を提示し国内の金融機関が取引プロセスを確立すれば、取引額の10%までも釜山地域の利益になる」と強調している。 海洋水産部の東アジア企画団の水産分野諮問委員である金ボンゼ・・バリューアンドクリエイティブ監査も「甘川港の仲介貿易が外国にも広く知られており、外国系ファイナンス社が甘川港への進出を模索しているがこのまま放置した場合には優秀なコンテンツを外国に奪われる可能性が高い」と指摘した。 Silver 日本語通翻訳奉仕会 協力