Haeundae
釜山市と駐韓ブルガリア大使館は、5月17日から5月29日までの2週間、釜山図書館展示室(2階)でキリル文字の独自性と普遍性をテーマとする「ブルガリアの文字 - ヨーロッパのアルファベット」展示会を開催することを発表した。
今回の展示会は、5月24日の「ブルガリア文字・教育および文化の日(キリル文字創製の日)」を記念し開催されたもので、ブルガリア語(キリル文字)が、ギリシャ語やラテン語に並ぶ中世ヨーロッパの3大アルファベットの一つとして広まっていった様子を知ることができる。
同展で展示されている作品は、2007年にブルガリアの首都ソフィアで開催された「第5回ステージポスター国際トリエンナーレ」で20カ国(アメリカ、ドイツ、スイスなど)30名の作家が制作した作品で、各作家が抽選により割り当てられたキリル文字1文字をテーマとし創り上げたものだ。
市の関係者は、「今回の展示会で多くの市民にブルガリア文化を体験していただくことで、釜山-ブルガリア間の更なる友好を図る機会になることを期待している。」と述べた。
「ブルガリア文字・教育および文化の日」は、ブルガリアの文字の創造を記念する日だ。キリル文字はキリルとメトディウス兄弟が考案したもので、ハングルと同様に、文字の創作者が知られている数少ない文字の一つである。
ブルガリアの文字 - ヨーロッパのアルファベット (The Letters of Bulgaria-Alphabet of Europe)
期間:5月17日~5月29日
場所:釜山図書館
開館時間:午前9時~午後6時