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世界最大規模のドバイモール「オールレッド(OLED)スクリーン」を活用した「2030釜山国際博覧会」の広報を実施

2022-01-11 417  ヒット
内容

Busan Korea Lee Sang Won
World Expo 2030 Busan, Korea
The Wave from busan, Korea
The Panoramic-해운대 


釜山市は、2021年10月1日からアラブ首長国連邦(UAE)ドバイで開催されている「2020ドバイ国際博覧会」において、メディアアートによる「2030釜山国際博覧会」の広報活動を行っている。


ドバイ国際博覧会の「韓国の日(Korea National Day)」(1月16日)に合わせ、2021年12月5日から2022年2月4日の2か月間、月代わりで2つのメディアアート作品が公開されている。作品は、ドバイモール「Dubai Aquarium & Underwater Zoo」内にある世界最大(横50m、縦14m)の「オールレッド(OLED)スクリーン」に映し出されている。ドバイモールは約34万坪(サッカー場約200個分)の規模を誇るショッピングモールで、年間約8,000万人もの観光客が訪れる観光名所となっている。


今回の二作品の共通テーマは「釜山の波(The wave from Busan, Korea)」だ。

一つ目の作品(12月5日~1月4日)は、現代美術家イ・サンウォン(Lee Sang-won)氏による作品「The Panoramic-海雲台(ヘウンデ)」で、釜山のランドマーク「海雲台」と韓国の伝統画材「水墨」をモチーフに制作されている。画仙紙(書画用の手すき和紙)に水墨で一筋、海雲台の水平線が描き出され、ビーチで人々が余暇を楽しむ風景が徐々に浮かび上がってくる。過去と現在、そして未来に向かう釜山の新たな波を全世界中の人々に感じてもらうことができる作品となっている。

ユーチューブ動画:https://me2.kr/yx5lg


二つ目の作品(1月5日~2月4日)は、メディアアーティスト・ユニット「エーストリクト(a'strict)」の「Wave」だ。この作品は、「アナモルフィック・イリュージョン(Anamorphic illusion)技法」が用いられたパブリックメディアアートで、錯視現象(平面を立体空間へと変貌させる)により、スクリーン一面に立体感が具現化されている。力強い勢いで押し寄せて来る荒波に飲まれそうになったと思ったその瞬間、ガラスの壁にぶつかり波が砕ける。90秒という短い時間で強烈でリアルな衝撃が表現されている。


今回の広報活動を通じて、中東の奇跡と呼ばれる「ドバイ」において「2030釜山国際博覧会」誘致に向けて釜山をPRすることができるだろう。


お問い合わせ:2030エキスポ推進団 051-888-6451