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釜山市・国連ハビタット・ OCEANIX(オーシャニクス)社、「海上都市モデルの建設に関する了解覚書(MOU)」締結

2021-11-25 30  ヒット
内容

MOU Signing Ceremony 
Historic Partnership on Sustainable Floating Cities


世界初の「海上都市」建設に向けた第一歩!


11月18日午後3時、釜山市は、「国連ハビタット」(UN-HABITAT「国際連合人間居住計画」)、「OCEANIX(オーシャニクス)社」(在ニューヨーク)と、「持続可能な海上都市」の推進に向けた「海上都市モデルの建設に関する了解覚書(MOU)」を締結した。


締結式には、釜山市の朴亨埈(パク・ヒョンジュン)市長、国連ハビタットのマイムナ・モド・シャリフ(Maimunah Mohd Sharif)事務局長、OCEANIX最高経営者のマーク・コリンズ(Marc Collins Chen)氏が各国からオンラインで出席し署名を行った。


「持続可能な海上都市」は、世界の都市政策を牽引する最高機構である「国連ハビタット」と海上都市開発企業である「OCEANIX」が世界に先駆けて推進しているプロジェクトで、「海洋生態系を破壊することなく、人類の避難先を確保し、エネルギー・食糧需要を満たし、さらに、バイオロック(biorock: 海中に弱い電流が流れる金属枠を沈め、電解反応で石灰岩を形成させる技術)を用い海岸生態系の再生も可能とする」、まさに現代版「ノアの箱舟」と言える。


「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)第6次評価報告書によると、気候変動に伴う海水面の上昇は、海岸侵食や洪水を引き起こし、海岸地帯に暮らす人々の約30%(約24億人)の住居や基盤施設が破壊され数百万人が「気候難民」となると予想されている。そのような中で「持続可能な海上都市」は、抜本的な解決策となるとして注目されている。


了解覚書には、「持続可能な海上都市」モデルの建設における各機関の果たす役割等が盛り込まれている。釜山市・国連ハビタット・OCEANIX社は、各々 ▲事業推進の行政支援 ▲国際機関としてのモデル事業の支援 ▲妥当性調査、立地分析、広報等を担う。


釜山市は、今年7月、国連ハビタットからパートナー都市として参加してほしいとの要請を受け参加することとなった。 市は、世界初の海上都市建設による波及効果(良質の雇用創出、地域経済の活性化等)が期待できるものと見込んでいる。


今回の了解覚書締結により、事業施行者であるOCEANIX社は「2030釜山国際博覧会」誘致へのシナジー効果の創出も踏まえて、立地分析と各種影響評価等を含めた妥当性調査を実施し、その調査結果を基に、国内外の専門家による協議体を設置し、「持続可能な海上都市」モデルの建設に関する検討を続けていく予定だ。


また、国連ハビタットとOCEANIX社は、2019年4月に、BIG(デンマークの建築事務所)、マサチューセッツ工科大学(MIT)及び大手グローバル投資企業とともに「持続可能な海上都市」に関する国連ハイレベル円卓会議を開催し、エネルギー・水・食糧等の自給自足、資源のリサイクルを可能とする「持続可能な海上都市計画」を公表している。


お問い合わせ:都市計画課 051-888-2438