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清浄海洋都市釜山、2030年までに水素電気バス500台を導入

2020-10-06 309  ヒット
内容

Eco City Busan
Fuel Cell Electric Bus
친환경수소전기차


2019年環境部主管の水素バスモデル都市に選ばれた釜山では、昨年9月6日に市内バス77番路線に初めて水素電気バス1台が投入されて以来、現在5台が本格的に運行中であり、今年の11月までには15台が追加される。


市は水素電気バスを1年間運行した結果、環境にやさしい新しい公共交通手段への転換の可能性を見出した。


これを受け市は、2022年までに水素電気バス100台を運行し、2030年までには市内バス2,511台のうち、20%にあたる500台を水素電気バスに切り替える予定だ。


現在運行中の水素電気バス5台は、1年間で325,571キロを走行し、地球を8周した計算となる。水素電気バスは車両に内蔵された水素タンクに水素を充填し、流入した空気中の酸素と反応して生成された電気で走行するため、水以外にはPM2.5などの大気汚染物質が発生せず、むしろ走行中に空気を浄化して排出することで1年間1,583tonの空気を浄化する。これは成人320人が1年間に吸い込む空気量に相当する。また水素バスは騒音がなく、水素と酸素の反応時に発生する熱エネルギーを使った冷暖房で快適な室内温度を維持することができ、充電時間が短いなどの長所があるため、一般の電気自動車車より運転環境が良いとされている。


水素バスの普及を拡大するため、水素充填所の構築が喫緊の課題である。市は現在、沙上区厳弓洞と江西区松亭洞で水素充電所2ヶ所を稼動しており、2022年までに水素バス専用充電所2ヶ所を機張郡清江里の公営市内バス車庫と江西区花田洞の公営車庫地(予定地)に設置する予定だ。 一方で民間水素充電所の追加設置が住民の反対等で困難となっており、市は施設の安全性と必要性を積極的に説明し、水素電気自動車の普及に支障が生じないよう取り組んでいく予定だ。


お問い合わせ:製造革新基盤課(051)888-4641