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旧東海南部線下の空き地が大変身 - 歩いてみたい都心の森 “釜山グリーンラインパーク”

2019-02-07 340  ヒット
内容

 

Busan Green Line Park Project  

 

釜山市が、東海南部線が廃線となって新たに利用できるようになった土地に、遊歩道や緑地、市民のための施設などを造成する「釜山グリーンラインパーク造成事業」の全区間(下馬停交差点~院洞橋、L=6.0㎞)が完成したと発表した。


同事業は、2013年に韓国鉄道施設公団が所有する東海南部線高架道路下部の遊休空間に、緑地や遊歩道、休憩施設、運動施設等を造成し、効率活用、管理することで、地域住民の生活の質を改善しようと、釜山市と韓国鉄道施設公団が協約を締結し、取り組んでいるものだ。


市は、2016年12月に事業に着工し、2017年12月に第1段階東莱区間(温泉川鉄橋~東莱区院洞橋、L=2.8㎞)の工事を完了し、昨年11月に第2段階蓮堤区間(下馬停交差点~教育大学駅、L=3.2㎞)の工事を完了し、全区間に“都心の森”が作られた。


この区間にはテーマのある休憩施設ができ、楽しく歩き、地域コミュニティ空間としても利用してもらおうというもので、季節ごとに花々が楽しめ、小生物も観察できる“ウィグリングスポット”をつくり、自然に親しめる基盤を作った。


また、利用者のためにパーゴラ、ベンチ、案内板などはもちろん、運動器具を設置し、夜間でも安全に利用できるよう、街灯や防犯カメラ(CCTV)も設置した。


Busan Green Line Park Project  

 

特に、これまで利用できなかった温泉川廃鉄橋が安全との診断結果が出たのを受け、更に温泉川の自然を観賞しながら散歩できるようになった。夜間景観照明やリニューアルされた簡易警備施設もフォトゾーンとして人気を集めている。


市の関係者は、「人中心のウォーキングスペース、市民に優しいオープンスペースとなる“釜山グリーンラインパーク”は、高架道路下を緑化施設として有効利用するという模範的な例となり、新たな名所になるだろう」とし、「今後も民選7期市政政策のコア事業の一つである「歩きたい街、釜山」を実現するために最善を尽くしていきたい」と述べた。

お問い合わせ:緑の都市課(051)888-3842