Haeundae
今回の行事は釜山市と日本の長崎県の主導により、韓国の釜山文化財団と日本のNPO法人朝鮮通信使縁地連絡協議会を通じ、2012年から進めてきた「韓日両国初のユネスコ世界記憶遺産共同登載」、「釜山市初の世界遺産保有」という結実を韓日両国が記念するために開催するものです。
行事の詳細としては11月25日(土)13時に海雲台の亀南路広場で、日本から来たヨサコイ団体の大規模なストリート公演、15時からは映画の殿堂のハヌル演劇場で韓日文化芸術人の記念特別公演、17時30分からはパークハイアットホテルで「韓日両国朝鮮通信使縁故地域の自治体と共にする朝鮮通信使記録物 ユネスコ記憶遺産登載記念式」を開催する予定です。
特に日本から今回訪韓するヨサコイ公演団10グループの170人は、釜山市の公式招待ではなく、自費で釜山を訪問し、朝鮮通信使記録物のユネスコ世界記憶遺産の韓日共同登載を祝い、韓日両国の交流と協力を祈願するストリート公演を自発的に行なう予定で、韓日文化交流の模範的な事例として評価を受けています。
また、映画の殿堂では、ナム・サンイル、釜山市立国楽管弦楽団、釜山市立舞踊団、200人以上の釜山芸術団などが朝鮮通信使をテーマにした釜山の伝統と美しさを公演を通じて披露します。
また、今回のユネスコ世界記憶遺産の韓日共同登載を記念し、両国の交流協力のためにキム・ジョンジン文化財庁長、長崎、対馬、静岡、下関、瀬戸内などの日本の朝鮮通信使縁故地域の自治団体長が参加し、ユネスコ世界記憶遺産登載の意味と共に、今後の共同活用方案について話し合う予定です。
釜山市の関係者は今回の世界記憶遺産登載が決定した朝鮮通信使関連の記録物は過去200年以上も続いてきた韓日間の善隣友好の象徴であり、今後人類が継続的に保存しなければならない遺産としての価値を世界的に認められ、釜山でユネスコ世界遺産として登載された始めての例となったという点で意味が深く、特に今回の共同登載の過程で、韓日両国の中央政府ではなく、地方自治団体が中心になって進めてきた点で、地方分権時代の韓日両国の未来の青写真を提示した好ましい例として評価を受けていることを明らかにしました。