Haeundae
秋の夜空に「大輪の花」が咲く
「釜山花火祭り」10/28、広安里海水浴場で
国際映画祭、ワンアジアフェスティバルに続いて、10月のビッグイベントの最後を飾るのは「第13回釜山花火祭り」。10月28日午後2~9時、水営(スヨン)区の広安里(クァンアルリ)海水浴場を中心に開かれる。
同海水浴場周辺では午後2時から、シャボン玉を使った「バブルショー」や「昼間の花火ショー」といった事前の催しがある。午後6時を過ぎると、見物客で混み合って移動しにくくなるため、5時ごろまでに海辺に足を運び、イベントを楽しみながら午後8時スタートの花火打ち上げを待つのがお薦めだ。
メーンの花火は、2015年にミラノ国際博覧会の閉会式を演出したことでも知られるイタリアの花火業者Parente社による、15分間の花火ショーで始まる。続いて、同25分からの「釜山マルチ花火ショー」では、広安里海水浴場と海雲台(ヘウンデ)区の冬柏(トンベク)ソム、南区の二妓台(イギデ)の3カ所の沖合いに停泊した打ち上げ船と、海上にかかる広安大橋から数万発の花火が打ち上げられる。音楽やレーザー光線も活用して、華やかなショーを演出する予定だ。
当日、砂浜に用意される有料座席は、場所取りの必要がなく、椅子に座ってゆったりと花火が楽しめるため人気。チケットは、韓国の公演チケット予約サイト「インターパーク」(ticket.interpark.com/Global)でS席(7万ウォン)を販売中だ。
【花火祭りを楽しむためのコツ】
1.防寒具、軽食を持参しよう
午後5時に海辺に到着した場合、花火終了まで約4時間を野外で過ごすことになる。晩秋の海風は冷たいので、厚めの上着や膝掛け、マフラーなどの防寒具を用意しよう。軽食や飲み物もあるとよい。
2.混雑が収まるのを待ってから帰ろう
花火終了後、大勢の見物客が一斉に都市鉄道の駅やバス停に向かうため、周辺は一時的に非常に混雑する。近くの飲食店で食事するなどし、混雑が解消されるのを待って帰ろう。
3.混み合う広安里より、ゆとりある海雲台へ
広安里海水浴場周辺は迫力ある花火を間近で楽しめるため、非常に混み合う。ゆったりと見物したいなら海雲台海水浴場がお薦めだ。花火からは少し遠くなるが、静かな海をバックに鑑賞でき、交通も便利だ。
【行き方】
●広安里海水浴場:都市鉄道2号線広安駅3、5番出口、または同金蓮山駅1、3番出口からそれぞれ徒歩10分、5分
●海雲台海水浴場:同海雲台駅3、5番出口から徒歩5分
ウェブサイト:
http://www.bfo.or.kr/festival_Eng/info/02.asp?MENUDIV=2&Fcode=FIREWORKS
Source: ダイナミック釜山 釜山市日本語新聞(月刊) http://dynamic.busan.go.kr/engPdfArticle?articlNo=3