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第22回釜山国際映画祭公式ポスター発表

内容

 

釜山国際映画祭が第22回公式ポスターを発表した。

今年の釜山国際映画祭を輝かせる公式ポスターは、1970年代に韓国現代美術における中枢的役割を担い、韓国抽象画の巨匠、単色画（モノクローム）の権威と呼ばれる画家・鄭相和（チョン・サンファ）氏の作品を基にデザインされた。

 

シンプルの絶頂に達した鄭相和（チョン・サンファ）氏の作品は、何よりも形式美にこだわらず本質に近づこうとする哲学的な統率力が作品を通して読み取ることができる。 ポスターに描かれた青のパターンは、一見単純そうだが、じっくり見ると異なる色、形のピースが集まっているのが分かる。まるで釜山の美しい海のように見える。その結果、全体的な一体感と深さが感じられる。

 

まるで釜山の美しい海のようにパワフルで若い世代の気運が盛り上がるような、青色の単色画（モノクローム）は、みるだけで深い雄大さと広大なエネルギーが流れるような感じを与える。また、白色からだんだん濃くなる青色で表現した今回のポスターは22年の時間の深みが表れ、アジアを代表する映画祭として成長した釜山国際映画祭の広くて深い、線の太い世界観とも似ている。

荒波を蹴立ててこれまで根強く成長してきた釜山国際映画祭の世界観を盛り込んだ今年のポスターは今回の映画祭をさらに輝かせそうだ。

 

 

　今年の公式ポスターの選定とともに釜山国際映画祭は作品及び海外からのゲストの招待、付帯行事の企画など、映画祭の準備に拍車をかけている。第22回釜山国際映画祭は10月12日に開幕する。