Haeundae
区はその後、うわさを頼りに親子3人を探した結果、釜山国際外国人学校(機張郡所在)の教師であるディアナ・ルパート(38)Deanna
Rupertさん、長女フィオナー(Fiona、13)さん、そして次女ステラー(Stella、5)ちゃんと判明した。親子は10月5日台風18号の直撃を受けた広安里海水浴場に散策に行ったところ、砂浜にゴミなどが散乱していることを発見した。すぐに掃除に必要な用具を購入し、ゴム手袋を持参して掃除を始めた。台風一過で暑かったにもかかわらず、母子は午後3時から7時まで掃除を続けた。その姿が通り掛かった市民の目を引き、SNSなどを通じて拡散、報道されるに至った。掃除をしようと提案したのは長女のフィオナーさんで、2年生の時に「環境汚染」について習ったことが今回の掃除のきっかけになったという。
この日、親子の姿に感動した住民が一緒に掃除を始め、ネットでこのニュースを読んだ多くの人に、市民意識を呼び起こす契機となった。
現在水営区民楽洞に住んでいるディアナさんは、水営区は美しい海水浴場、自転車道路があってとても便利で住みやすく安全な町だと思い住むことになったと述べた。
「誇らしい外国人住民賞」は、10月30日(日)10時スミ小学校で開催される「2016年、水営区民体育大会」で授賞式を行う。