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「世界教育都市」として甘川文化村を選定

2016-06-28 223  ヒット
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▲国際教育都市連合世界総会授賞式後の記念撮影。中央がイ・ギョンフン沙下区長

 

 釜山沙下区にある甘川文化村が世界三大優秀教育都市に選ばれた。国際教育都市連合(IAEC)は、甘川文化村とフィンランド・エスポー、スペイン・ロスピタレリョブレガトを「第1回優秀教育都市賞」の受賞都市に決定し、64日に授賞式が行われた。世界的な都市再生モデルとして知られる甘川文化村は、「共に生きる都市」という今年のIAEC世界総会のテーマに合う都市として受賞の栄光を手にした。

 

アルゼンチンのロサリオで開かれた第14IAEC世界総会の授賞式には沙下区のイ・ぎょんふん区長が出席し、成功事例を発表した。

 

 IAECは、今年初めて「優秀教育都市賞」を設け、全世界の都市を対象に事例を公募した。その結果、甘川文化村は、45都市が応募した57の事例からベスト3に選ばれた。国際教育都市連合は、都市で起こる様々な問題を教育的アプローチで解決しようという趣旨で1994年に発足した。現在36ヶ国471都市が会員となっている。

 

  甘川文化村は、6·25戦争(朝鮮戦争)当時に避難民が定住したことにより形成されたため、釜山の近代歴史や避難民の悲しみや喜びが伝わってくるところだ。ここは、2010年から文化の香りが溢れる創造的都市再生事業に取り組んでおり、昨年は国内外から140万人もの観光客が訪れるなど、いまや観光スポットに生まれ変わっている。