Haeundae
市は、西釜山生態観光の活性化のため、今年3月シティーツアー洛東江エコバス運営民間事業者を公募し、(株)テヨンバスが事業者として選ばれた。現地視察やコース企画、案内施設の拡大などの準備期間を経て正式運行を残すのみとなっている。
洛東江の河川敷に広がる華明・三楽・乙淑島生態公園は、自然環境がかなり回復し、ウォーターフロント開発、水上レポーツや各種生活体育施設、自転車専用道路など、レジャーが楽しめる施設などを備えている。しかし、これまで公共交通手段が不十分で、観光客にとっては利用しにくいという意見があった。
今回、洛東江エコバスの導入により、一般の観光客も西釜山の観光地に行きやすくなり、新たな観光スポットとして関心を集めるものと期待している。季節ごとに菜の花やさくら、ひまわり、ハスの花などが楽しめ、夏には華明生態公園と三楽生態公園の水上レポーツタウンで、カヌー、カヤックなど、水上レポーツとともに洛東江の夏を満喫できる新しい観光名所と言える。
また、世界的な渡り鳥の飛来地である乙淑島に位置している洛東江河口エコセンターでは、四季を通じてバードウォッチング、洛東江河口や湿地を観察するなど、自然体験プログラムが行われている。多大浦入口にあるノウル亭では潮干狩りに必要な道具を無料で貸し出していて、こどもたちにも大人気だ。
洛東江エコ路線のハイライトは、峨嵋山(アミサン)展望台から望む洛東江のデルタ地帯を照らす夕日だ。
エコバスを利用するには、沙上駅(午前9時から午後6時まで40分間隔)または、亀浦(クポ)駅、徳川(トクチョン)駅から乗車し、△ 華明(ファミョン)生態公園 △三楽生態公園 △乙淑島(ウルスクド)生態公園 △多大浦を巡るコースとなっていて、沙上駅へ戻ってくる。バスは定額で1日中乗り放題となっている。このバスを使って移動しながら西釜山の自然を1日中楽しむことができる。
料金は、大人7,000ウォン、学生5,000ウォン、48ヶ月以上から小学生までは3,000ウォンだ。
お問い合わせ:☎
051-714-3799
市の関係者は、「洛東江エコバスに一度乗ったら、誰もが釜山にこんなところがあったのかと感心するだろう」とし、「エコバスの運行は西釜山の新たな観光スポットとして関心を集めていくものと期待している」と述べた。