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全国初!電気市内バス運行 

2016-07-27 245  ヒット
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市内バス62(オソン旅客)11月から運行‐


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 近年、自動車の排気ガスによりPM2.5の発生など、大気汚染問題が深刻化している。そのような中で、釜山市は、今年11月市内バス62番の路線に電気バスを導入すると発表し、注目を集めている。

 

 現在、韓国国内で運行中の電気バスは、プラグイン(充電)方式でソウルの南山循環バスに導入・運営されたことがある。 浦項・済州(バッテリー交換型) 亀尾(無線充電式)などがあるが、電気バス(プログイン方式)が正式に市内バス路線に導入されるのは釜山が全国で初めてだ。

 

 今回導入される電気バスは、163kwhのバッテリーの容量を備えた車両で、1回の充電で最大180km(平均100km)を走ることができるため、市内バス62(民楽洞~新羅大、路線の往復42km)の運行には最適だ。

 

釜山バス運送事業組合と62番路線を運営するオソン旅客は、電気バスの製造業者から提案書を受け、77日に優先的に交渉できる業者を選び、細部仕様について協議を行った後、11月頃には運行を開始する予定だ。

 

 11月から運営予定の電気バスは、運行開始時点では5台とするが、車両の性能試験などを経て、来年上半期には5台追加、2017年末までに計30台を導入する予定だ。

 

 市の関係者は、「現行のCNGバスにより1年間の大気汚染物質(CO, VOC, NOX)1台当たり約1.6t排出されるが、電気バスを導入すると、このような大気汚染物質が無くなり環境改善される。また、燃料費の削減によりバス運営環境が改善できる」とし、「ただし、現在電気バスの車両価格があまりにも高額なので税制メリットなど政府からの支援策や技術開発による車両価格の値下げなどが課題だ」と述べた。

 

お問い合わせ: 公共交通課051-888-3964