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マネーロンダリング防止国際機構教育研究院、9月20日BIFCに開院

2016-10-11 235  ヒット
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釜山市は、金融委員会 ·マネーロンダリング防止国際機構(FATF)と共同で920日午後330分釜山国際金融センター53階にてマネーロンダリング防止国際機構教育研究院 (FATF TREIN)の開院式を行った。

 

この日の開院式には、徐秉洙(ソ・ビョンス)釜山市長をはじめ、任鍾龍(イム・ジョンリョン)金融委員会委員長、キム・ジョンフン国会議員、(シン・ジェユン)FATF議長、デイブィト・ルイス FATF事務局長とケビン・スティーブンソン招待 FATF TREIN 院長など、韓国国内外の要人約100人が出席した。

 

 1989年に設立されたFATFの本部は、フランスのパリにあり、正会員国37ヶ国のほか準会員9ヶ国と24ヶ国がオブザーバー(IMF, WBなど)で構成されていて、マネーロンダリングやテロ資金調達の防止分野の国際規範を定め、各国の国際規範の履行現状を評価・監督する。FATF TREINFATF総会で承認を得た初の傘下機関として、マネーロンダリング及びテロ資金調達の防止に対する重要性が年々高まる中で、該当分野の国際的な教育・研究を進めるプラットフォームの役割を果たすことになる。

 

 釜山市は昨年10 FATF TREINの誘致に成功し、これまで国・市の予算確保により施設構築作業を終えた。今年モデル的に研修を行う一方、来年からは研究分野の優秀で専門的な人材を補充し、正規プログラムを運営する計画だ。スタッフは海外の人材を含めて最大20人規模だ。

 

 FATF TREINは、市で初の経済・金融分野の大規模国際機構という象徴的な意味もあるが、毎年約500人の全世界の金融関係者がBIFCで研修やセミナーを受ける機会を設け、各国の優秀なマネーロンダリング防止の専門家が集まって研究に集中するなど、釜山の金融中心地の活性化に実質的な効果をもたらすと期待している。