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釜山江西にMSデータセンターを設立

2016-05-31 334  ヒット
内容

グローバルIT企業であるマイクロソフト(MS)が釜山江西に大規模なデータセンターを設立する。MSが韓国に独立したデータセンターを設立するのは釜山が初めてだ。MSは釜山の安定的な電力供給や地震のリスクが低いこと、世界最高レベルの通信網などを高く評価し、投資を決定した。

 

 コ・スンドン韓国マイクロソフト代表取締役(Microsoft Korea CEO Ko Soon-dong)は、511日釜山市役所26階会議室にてこの計画を発表した。MSはここ数年間安定的なIT基盤構築やクラウドサービスの拡大のため、釜山への投資を検討してきた。MS釜山データセンターの設立敷地としては江西区内の産業団地が大きく取り上げられている。また、IT専門家はMSから釜山データセンターに事業費として数兆ウォンの投資が行われると推定している。

 

 釜山はMSのデータセンターの設立を機に東北アジアクラウド産業の最大ハブとして急浮上する見通しだ。特に地域経済の低迷が続く中、ICT(情報通信技術)やコンテンツ産業が活気を取り戻す一助になることが期待されている。MS釜山データセンターは早ければ来年下半期から工事に入り、来たる2019年にオープンする予定だ。

 

 MSは世界最大クラウド提供企業で、PC運用システムなどIT市場で最も影響力のある企業の一つだ。MSは釜山以外にもソウルにデータセンターを新設し、クラウドサービスを大幅に拡大する計画だ。

 

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写真:2012年釜山江西区内の美音産業団地に建設されたLG CNSの釜山データセンター