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釜山市内を走る市内バス 16年ぶりに新デザイン

2016-11-29 297  ヒット
内容

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「釜山市内バスデザイン」確定・公開

 

釜山市は、2000年に導入され現在まで16年間使用されてきた市内バスのデザインを改善するため、新たな市内バスのデザインを公開した。

 

 従来のデザインが、現在使用されている車体に合わなくなっていることや、差別化した釜山ならではのデザインを望む市民の根強い要望に応えるため、市と釜山市バス運送事業組合、釜山デザインセンターが共同で進めてきた結果と言える。

 

 これに先立ち、9月に釜山市と釜山デザインセンターは、関連専門家らと協議を行い、釜山の市内バスの3つの基本案を提案し、市民を対象にアンケート調査を行った。2週間で約8,000人の市民が参加し、最も好感度の高いデザイン(41.45%)を基に一部修正、補充して最終確定となった。

 

 今回新たに決まった釜山市内バスのデザインは、海洋都市釜山のイメージを取り入れ、海から押し寄せる波しぶきを単純化したものだ。一般バスは快適ですっきりとした、それに神秘的な釜山のイメージを込めた青に、急行(座席)バスは、釜山市の明るく情熱的なイメージを盛り込んだオレンジ色とし、従来より爽やかな印象の色を選んでいる。

 

 今回のデザイン改善により、バス外部の路線番号を更に大きく見分けやすくし、行き先表示も見分けやすくするなど、利用者の立場に立った改善に努めた。

 

 バス内部も更に快適にするため、混在していた車内広告や各種案内などを整理し、「バス運転資格証明」もよく見える位置に大きく配置し、安全運転により、市民の安全を守り、行き先をわかりやすくするため、既存の路線図に加え、地図も表示するようにした。

 

 このデザインは、11月から出庫する新車から順次適用される予定で、11月末からは新しいデザインのバスが走行するのを見ることができる。