Haeundae
モンゴル・ウランバートル市を訪問中の徐秉洙(ソ・ビョンス)市長は、8月3日昼12時(現地時間)モンゴル政府庁舎の接見室でモンゴルの新任総理とウランバートル市長と会談し、両都市の交流拡大と実質的な協力強化方策について議論した。
徐秉洙市長はこの日の午前、モンゴルの首都ウランバートルで6月末の総選挙の結果により就任したモンゴル人民党所属ジャルガルトルガ・エルデネバト(Jargaltulga Erdenebat)総理とバト・バルド・ソンドゥイ(S. Batbold)市長とそれぞれ会談した。
徐秉洙市長は、エルデネバト総理とソンドゥイ市長の就任を祝うとともに、「6月に両都市間を繋ぐ新規路線に関連してモンゴルとウランバートル市政府の積極的な協力、及び支援をしてほしい」と伝えた。
また、モンゴルを訪問中の8月3日午前10時(現地時刻)ウランバートルの市庁でバト・バルド・ソンドゥイ市長と会談し、両地域間の友好協力都市を締結した。モンゴルは世界で10位以内に入るほどの資源が非常に豊かな国であり、韓流ブームで、韓国の新興消費材輸出市場として関心を集めていることから、今回の締結は釜山市の企業がモンゴルに進出する大きなチャンスとなるものと期待している。
特に今回の訪問で徐市長は、釜山の代表産業であるシューズ産業をPRするため、市の代表ブランドシューズをウランバートル市長に贈り、釜山の企業がモンゴルに進出しやすくなるように、強く協力をしてほしいと述べた。
この日徐市長は、ソンドゥイ市長に釜山市の保健・医療、機械、映画・映像・文化コンテンツなど、優秀な企業と技術力を紹介した。また、豊富な資源を保有しているモンゴルの潜在力と釜山市の経験を融合し、相互発展へ連携を図ろうと提案した。
これに対してソンドゥイ市長は、「釜山の優れた産業技術力と環境にやさしいエネルギー政策を高く評価し、ウランバートル市が推進している持続可能なグリーン成長と新都市造成など様々な分野で協力してほしい」とした。
今回の締結により両都市は、行政・経済分野をはじめ文化、観光、教育、医療、物流など、多様な側面から実質的な交流・協力を強化することにした。さらに、相互訪問を定期化し、交流・協力事業を発掘していこうという旨にも同意した。
お問い合わせ:国際協力課 051-888-5091