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日本企業、釜山へ!工場建設、技術交流も
“ニホンパッケージ” 釜山新港に入居
韓日経済交流会議、釜山で開催
日本企業が釜山新港に工場を建て、釜山企業との技術交流を図るなど、両国の企業は緊密に協力している。
“株式会社ニホンパッケージ” は今年9月、釜山新港に工場を設立した。同社は福井県に本社を置く総合物流企業で、精密機械の特殊包装などを専門的に行っている。釜山へは、精密機械加工専門会社”中村留精密工業株式会社” の韓国法人”KNT株式会社” とともに進出した。両社は約10億ウォンを投じて1,155?規模の工場を新港背後団地に建設、今年9月末に竣工した。ニホンパッケージは日本で生産した商品を釜山港まで移送して新港工場で包装、釜山港から世界各地に輸送する計画だ。
ニホンパッケージが釜山に進出したのは、釜山が物流.運送面で好条件を備えているからだ。世界5大港湾の1つ.釜山港や金海(キメ)国際空港、鉄道施設など、陸.海.空の運送施設が整っており、日本本土へも近い。さらに地震や津波の危険性も少ない。
同様の理由で釜山に注目する日本企業が増えている。このほど、日本の製造企業や金融機関など約30カ所の関係者が新港物流センターを見学し、釜山進出を積極的に検討するに至った。
釜山と日本の企業間交流も活発だ。第20回韓日(九州)経済交流会議が9月30日-10月2日、ロッテホテル釜山で開かれ、釜山広域市.韓日経済協会.KOTRA(大韓貿易投資振興公社).九州経済連合会.九州大学大学院.企業の関係者約120人が参加した。会議では”超広域経済圏形成” をテーマに、再生エネルギー.節電産業.自動車部品産業のネットワーク構築および交流強化などについて話し合った。
釜山市の関係者は”韓日経済交流会議が釜山で開催されたのをきっかけに、これまで推進してきた釜山.福岡超広域経済圏形成事業を東南圏.九州圏へと拡大し、両地域間の経済協力をさらに強化したい” と話す。
<資料提供:: ダイナミック釜山 >