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釜山.河東.順天.麗水...列車で南海岸を一回り!

2013-10-28 903  ヒット
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釜山.河東.順天.麗水...列車で南海岸を一回り!

南道海洋観光列車「S-トレイン」乗車記


釜山.河東(ハドン).順天(スンチョン).麗水(ヨス)など、慶尚南道.全羅南道(以下、南道)の代表的な観光地を回る列車が登場した。釜山駅と麗水エキスポ駅を結ぶ南道海洋観光列車「S-トレイン」が927日から運行を始めた。S-トレインはKORAIL(韓国鉄道公社)と南道の自治体が企画した観光列車で、名称の「S」は「South.Sea.Slow」の頭文字だ。

S-トレインは釜山駅を出発し、亀浦(クポ).進永(チニョン).昌原(チャンウォン)中央.馬山(マサン).晋州(チンジュ).北川(プクチョン).河東.順天.麗川(ヨチョン).麗水エキスポ駅までの250.7kmを走る。釜山から麗水までの所要時間は3時間58分。

S-トレインの外観は観光列車にふさわしく明るいイメージだ。先頭車両はコブクソン(亀甲船)をデザインし側面には銃口などが描かれている。座席数は218席で、客室はヒーリング室.家族室.カフェ室.茶礼室.イベント室の5種類。客室ごとに趣向を凝らして長旅でも飽きないように工夫した。ヒーリング室には一般的な座席のほかに、車窓の風景がよく見える窓際のカウンター席もある。食堂車とカフェ室では釜山オムク(魚肉練り製品)の丼や、ナクチ(テナガダコ)丼など南道の名物料理を販売する。5種類の客室の中でも目玉は茶礼室。 座布団を敷いた板張りの床に座る韓国初の座敷タイプの客室だ。専属の茶人が目の前で緑茶を煎れてくれたり、お茶の作法などについて説明してくれる。イベント室では運行区間別に、南道のアーティストがパンソリ.伽?琴(カヤグム).プンバなどの伝統音楽や、ダンス.ギターなどの大衆文化公演を披露する。

S-トレインのもう1つの特徴は、広くて快適な座り心地の座席。前の座席との間隔も広く、足を伸ばしてゆったりくつろげる。また各座席にコンセントが備え付けられているので、スマートフォンなどの電子機器を充電するのに便利だ。

乗車券は、一般の列車と同じくKORAILのホームページやスマートフォンのアプリケーション、駅窓口などで購入できる。料金は釜山から麗水エキスポが26,900ウォン。S-トレインおよび、京釜線.湖南線.全羅線.東海南部線の列車を自由に利用できる「S-トレイン.パス」も便利だ。1?7日券があり、期間が長いほど割引率が高くなる。1日券は大人48,000ウォン、満55歳以上および13?25歳は33,600ウォン、4?12歳は24,000ウォン。詳細はKORAILのホームページ(www.korail.com)か電話(1544-7788)で。



<資料提供::  ダイナミック釜山 >