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釜山企業、韓国を越えて世界へ-政府「WORLD CLASS 300プロジェクト」4社選定

2014-06-10 237  ヒット
内容

中小企業庁は5月21日「2014年World Class 300プロジェクト」の選定企業56社を最終発表した。このうち、釜山市では(株)DONGHWA ENTEC(代表:キム・ガンヒ)、(株)PANASIA(代表:李樹泰)、(株)PANAX ETEC(代表:ピョン・ジュンソク)、(株)OCEANUS(代表:キム・チャンス)など、4社が選定された。

 

「World Class 300プロジェクト」は政府が2017年までグローバル企業300社を育成するため、成長意志と潜在力を備えた中小・中堅企業を選定し、集中支援する事業で、釜山市では2013年の3社選定に続いて、今年は4社が選定される大きな成果を収めた。

産・学・研の専門家で構成されている評価委員会議での要件審査、分野別評価、現場確認及び検証、総合評価という厳しい審査を経て選定されたWorld Class 300企業は研究開発(R&D)投資や高い年平均成長率及び輸出実績を保有している韓国経済のヒドゥン・チャンピオン(Hidden-Champion)である。

釜山市では釜山企業をWorld Class 300企業として育成するため、World Class 300政策説明会の開催、優良企業のグローバル競争力強化事業の推進及び対象企業を発掘し、個別コンサルティングを実施するなど、企業に適合した支援を強化することで大きな成果を収めた。

△(株)DONGHWA ENTEは「船舶用熱交換機」、△(株)PANASIAは「船舶バラスト水の処理装置」、△(株)PANAX ETECは「リチウムイオン電池の電解質溶液」、△(株)OCEANUSは「海洋エンジニアリング設計・サービス」分野で、韓国と海外市場の1、2位を争う企業であり釜山市を代表する企業である。

今年選定された56社の企業に対して政府はWorld Class企業として育成するため、韓国産業技術評価管理院、KOTRA、韓国政策金融公社など、支援機関の協議体を通じてR&D投資に最大75億ウォン、企業適合型海外マーケティング、政策資金など、企業に合わせた確実なパッケージ支援を提供する。

釜山市チョン・ヒョンミン経済産業本部長は「今後も釜山市は優秀な技術力と成長可能性がある釜山企業を発掘し、グローバル専門企業として重点的に育成していく方針であり、政府の政策方向と連携して釜山企業をWORLD CLASS企業として育成するために持続的に取り組んでいく」と述べた。

※問い合わせ: 釜山市経済政策課(Tel 888-2111)
釜山蔚山地方中小企業庁(Tel 601-5166)
(財団法人)釜山テクノパーク政策企画団(Tel 974-9112)​