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釜山の都心に「福岡庭園」誕生

2014-04-23 339  ヒット
内容

釜山の都心に「福岡庭園」誕生
「釜山市民公園」に福岡・上海・ウラジオストク庭園造成
 福岡市の学生・市民25人が訪問、竹垣設置や芝植えに参加

 4月末に釜山鎮(プサンジン)区凡田(ポムジョン)洞・蓮池(ヨンジ)洞一円に開園する予定の「釜山市民公園」内に、姉妹都市の福岡市民が設計、造園作業をして作った「福岡庭園」が公開される。
 釜山広域市は、世界26の姉妹都市との友好を深める目的で、釜山市民公園内に姉妹都市庭園を造成することを計画。各都市の意向を尋ねたところ、福岡・上海・ウラジオストクの3都市が姉妹都市庭園の計画に応じた。
 中でも福岡市は日本の伝統的な庭園を造成するため25人の市民代表団を2月26日に派遣した。代表団は福岡市の緑地コーディネーターや、西日本短期大学緑地環境学科の学生、都市緑化推進行事実行委員など。1千万ウォン相当の伝統的な竹垣を設置したり、芝生や敷石を敷いたりするなど、約180?の庭園の造成作業に取り組んだ。竹垣は福岡の市民団体が制作し、通関手続きを経て釜山市に寄贈されたものだという。
 釜山市は上海庭園(198?)やウラジオストク庭園(135?)もそれぞれの伝統様式で造成する方針で、両都市から設計図を受け取っている。
 チョン・ソンホ釜山市市民公園推進団長は「福岡・上海・ウラジオストクの姉妹都市庭園は、釜山市民公園の大きな見どころの一つになるだろう。3都市との友好を深めるきっかけになれば」と期待を寄せる。

写真説明:釜山市民公園に、釜山の姉妹都市のうち福岡・上海・ウラジオストクの3都市の伝統的な庭園が造成される(写真は2月26日、福岡の市民代表団25人が釜山市民公園の造成現場を訪問、福岡庭園の造成作業に参加したときの様子)。写真提供・国際新聞
 
<資料提供:: ダイナミック釜山>