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燃灯・網引き・・・春の釜山は祭りがいっぱい
釜山燃灯祭り(4/18~27)・広安里漁坊祭り(4/25~27)・朝鮮通信使祭り(5/2~4)
春を迎え、釜山では祭りが相次いで開かれ多くの観光客でにぎわう。美しい燃灯が暗夜を照らす「釜山燃灯祭り」をはじめ、伝統漁法を体験できる「広安里(クァンアルリ)漁坊(オバン)祭り」など季節を感じる行事もあれば、朝鮮と日本を行き来した外交使節団「朝鮮通信使」の行列を再現し、歴史を学ぶ「朝鮮通信使祭り」も開かれる。
□釜山燃灯祭り
さまざまな形・色の伝統燃灯や体験プログラムが楽しめる「釜山燃灯祭り」は、4月18?27日、龍頭山(ヨンドゥサン)公園・九徳(クドク)総合運動場・光復路(クァンボンノ)一円で開かれる。18日の龍頭山公園での点灯式で始まり、大型荘厳灯(仏教の象徴物を表した灯)の展示会や伝統文化体験、祝賀公演など多数のプログラムが予定。公園一円には崇礼門や一柱門、龍、クジャクなどをデザインした伝統燃灯が展示される。また全国B-Boy(ブレイクダンス)コンテストや伝統公演、フュージョン国楽などのステージプログラムも開かれる予定だ。
□広安里漁坊祭り
「第14回広安里漁坊祭り」は4月25?27日、広安里海水浴場一円で開かれる。昔ながらの地引き網漁を体験できる「漁坊網引き」や、たいまつを灯してカタクチイワシをとる伝統漁法「津頭漁火」(チンドゥオファ)の再現のほか、昔の水軍官吏の行列を再現したパレード、海女館の展示、魚のつかみ取りなど、漁坊祭りならではのプログラムが盛りだくさんだ。週末には砂浜で、重要無形文化財の「水営野遊」(スヨンヤリュ)や無形文化財の「水営農庁(ノンチョン)ノリ」などの民俗公演も披露される。
□朝鮮通信使祭り
朝鮮から日本に派遣され、平和的な文化交流を担っていた外交使節団「朝鮮通信使」の行列を再現する「朝鮮通信使祭り」は5月2日?4日、龍頭山公園や光復路一円で開かれる。学術シンポジウムや、朝鮮通信使の任命から日本へ出発するまでの過程を描く演劇「朝鮮通信使の夜」、韓日の市民が参加する大型パレード「平和の行列」などが予定されている。(051-631-0858)
<資料提供:: ダイナミック釜山 >