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釜山-鹿児島、もっと手軽に観光旅行を
ホ.ナムシク釜山市長.森博幸鹿児島市長、会談
両都市結ぶ直航便開設で観光活性化を目指す
現在、直航便がない釜山-鹿児島間に、船か飛行機の直航便を開設する案が提起された。ホ.ナムシク釜山市長と森博幸鹿児島市長は8月6日、釜山市庁で会談し、両都市の観光活性化のため直航路線を開設する方向で意見が一致した。ホ.ナムシク市長は「現在、釜山-鹿児島間を乗り換えなしで移動するルートがなく、観光客は不便な思いをしているようだ。両都市を結ぶ船か飛行機の直航便を開設すればいいと思う」と提案した。
森博幸市長は「釜山には映画祭や花火祭りなど日本人に人気のコンテンツが多く、毎年たくさんの日本人観光客が訪れている。交通の便がよくなれば、より多くの鹿児島市民が釜山を訪れると思う」とし、また「キャンプ中にはロッテジャイアンツの選手が練習する様子を見ることもできるので、釜山のロッテファンの皆さんにもどんどん観光に来てもらいたい」と話す。
両市は野球が縁となり交流している。釜山を本拠地とするプロ野球「ロッテジャイアンツ」は2007年から毎年、鹿児島で春季キャンプを実施しており、鹿児島市はロッテファンを誘致しようと積極的に取り組んでいる。
森市長と鹿児島市観光広報団は8月6日、釜山市の社稷(サジク)野球場で「鹿児島の日」観光プロモーションイベントを開いた。入場ゲートに大型横断幕を取り付け、来場者には「鹿児島の日記念ボール」をプレゼントした。また球場外にブースを設置してPRイベントを実施し、球場内の電光掲示板で鹿児島の名所を紹介する広報動画を上映するなどした。森市長は同日のロッテジャイアンツのゲームに先立ち、始球式での投手を務めた。
<資料提供:: ダイナミック釜山 >