Haeundae
“祭りの都市”釜山、「国際映画祭」.「花火祭り」いよいよ開幕!
「映画祭」70カ国301編上映、「花火祭り」世界初“3段.イグアスの滝”披露
釜山の秋の2大祭り「釜山国際映画祭(BIFF)」と「釜山花火祭り」が開幕する。いまや世界的な映画祭に成長した釜山国際映画祭は10月3-12日、専用館「映画の殿堂」や南浦洞(ナンポドン)などで、また釜山花火祭りは25-26日、広安里(クァンアルリ)海水浴場一円でそれぞれ開催される。ほかにも「釜山チャガルチ祭り」(10/10-13)や「東莱(トンネ)邑城歴史祭り」(10/11-13)、「釜山海美術祭」(開催中-10/13)、「釜山サバ祭り」(10/21-27)など、地域の特性を生かした祭りが釜山各地で多数開かれる。<関連記事2.4.5面>
* 第18回釜山国際映画祭=10月3-12日の10日間、釜山は映画一色に染まる。70カ国からの招待作301編が上映され、世界の映画監督や俳優が釜山を訪れる。開幕作はブータンのケンツェ.ノルブ監督の『Vara: A Blessing』、閉幕作はキム.ドンヒョン監督の『晩餐(The Dinner)』。映画の殿堂やCGVセンタムシティ、ロッテシネマセンタムシティなど7カ所の映画館、37のスクリーンで上映される。世界初公開の「ワールドプレミア」95編、自国以外で初公開となる「インターナショナルプレミア」42編が上映されるほか、アジア映画のトレンドを紹介する「アジア映画の窓」では20カ国の54編が上映される。また監督や俳優による「野外舞台挨拶」や「ゲストトーク」なども予定されている。開幕式の司会は韓国の女優カン.スヨンと香港の俳優アーロン.クオックが担当する。(www.biff.kr)
* 第9回釜山花火祭り=「50年の愛、釜山!」をテーマに10月25-26日、海雲台(ヘウンデ)区の展示コンベンションセンター「BEXCO」と広安里海水浴場で開かれる。25日午後7-10時、BEXCOのオーディトリアムでは花火祭りを祝うプレミアムテーマコンサートが開催され、プファル、キム.ボムス、チェ.ジョンウォン、イム.ジェボム、JKキム.ドンウクなど韓流トップスターが出演する予定だ。
祭りのハイライト「釜山マルチ花火ショー」は10月26日午後8時から、約8万発の花火で夜空を彩る。今年は、釜山の直轄市昇格50周年を記念して例年より豪華に演出される予定だ。毎年、広安大橋から火の粉が流れ落ちる「ナイアガラの滝」が披露されるが、今年はそれをグレードアップさせた世界初の「カラー.イグアスの滝」がお目見えする。橋から海に3段の滝が流れ込むような豪快な花火ショーだ。また、祭りのフィナーレを飾る25インチの花火玉による超大型花火も、これまでの金色一色からカラフルで豪華なものになる見込み。さらに広安大橋のライトアップも活用し、花火ショーをより美しく演出する計画だ。