Haeundae
今年で第20回となる釜山国際映画祭が準備が現在着々と進められている。公式ポスターが決定し、約70日後に迫った映画祭に備えている。
今回の公式ポスターは、映画の殿堂をテーマとし、記録写真を基にデザインされた作品だ。2011年に開館した映画の殿堂は、コープ・ヒンメルブラウ(Coop Himmelblau)が設計したもので、釜山国際映画祭の成長を象徴するようなスペースだ。建築学的には有機的で流れるような曲面と、無彩色の重々しく威厳ある姿が際立った建築物だ。
釜山国際映画祭は、「20回めを迎える特別な年であるため、映画文化の空間として成長した映画の伝統と共に、新しい跳躍に備える意志を今回のポスターに込めた」とし、「過去の釜山国際映画祭は、伝統的に絵画作品を基にしたポスターを主に作ってきたが、今年は写真を活用した新たな試みとなった」と説明した。ポスターの写真とデザインはチェ・スンデ釜山国際映画祭の美術監督が担当した。
釜山国際映画祭の組織委員会は、今回のポスター選定をはじめとし、作品や海外ゲスト招待、イベント企画など、本格的な映画祭の準備に突入する。来たる10月1日に開幕する釜山国際映画祭は、10日間開催される。
<ポスター作家>
写真/デザイン 作家:チェ・スンデ(釜山国際映画祭美術監督)
釜山現代視覚デザイン協会会長
1997年~現在、釜山国際映画祭美術監督
1990年~現在、ILLUST
BANK運営
2004年、釜山アジア競技大会デザイン諮問