Haeundae
おいしい釜山 - 貝焼き
釜山ほど新鮮な海産物を楽しめる地域はあまりない。同じ海産物を食べるにしても、ソウルと釜山では新鮮さや量において比べ物にならないほどである。また日本と比べても、量の割に値段が安くサービスのおかずもついてくるのでかなり割安感がある。特に貝焼きはおすすめだ。冬の食べ物、貝焼きの店を紹介する。
*青沙浦の貝焼き通り
海雲台(ヘウンデ)から海沿いを東に進むと、タルマジコゲ(月見の丘)を過ぎたあたりに貝焼きで有名な青沙浦(チョンサポ)がある。海辺に20以上の店が立ち並ぶエリアがあり、そこが全国的に有名な青沙浦の貝焼き通りだ。いずれも屋外の簡易建物で、波の音や磯の香りを楽しみながら焼き貝を食べられる。貝焼きは3万ウォンからで、タイラギやホタテ、ドブガイなど数種類の貝の身の上に唐辛子・タマネギ・バターをのせて焼く。またアルミホイルの簡易鍋に、焼いた貝の身と野菜、スープを入れて煮て食べるのもおいしい。一番有名な店は青沙浦入り口にある「スミニネ」と「ハジニネ」。
Tel. スミニネ(051-701-7661)、ハジニネ(051-702-4092)
*太宗台チャガルマダン
影島(ヨンド)最南端にある太宗台(テジョンデ)は雄大な景色も魅力だが、新鮮な焼き貝を食べさせる屋台が集まっていることでも有名だ。太宗台遊園地入り口前には30以上の屋台が軒を連ねている。ここが「太宗台チャガルマダン」。グルメ・バラエティ番組にも取り上げられるほどの人気だ。太宗台沖でとれる新鮮なホヤやナマコ、ホタテ、ハマグリ、ムール貝などを手ごろな値段で食べられる。ここでも一番人気は貝焼き。好みでチーズやバター、特製タレなどをのせた貝を炭火で焼いて食べる。貝が残ったら、ご飯・タレと一緒に炒めて食べるのもおすすめだ。貝焼きは3万ウォンから。