Haeundae
“以冷治冷”(冷を以って冷を治める)・・・冷たい海で寒さに打ち勝つ
ホッキョクグマ水泳大会・・・釜山で楽しむ異色のスポーツ
「情熱で寒さに勝つ!」
1月、真冬の釜山で、凍てつくような海に果敢に飛び込む人々がいる。毎年恒例の「ホッキョクグマ水泳大会」の参加者だ。ホッキョクグマのように元気に海に飛び込んで、寒さを吹き飛ばそうというもの。
ホッキョクグマ水泳大会は毎年1月、海雲台(ヘウンデ)海水浴場で開かれ、2013年は1月20日に開催される予定だ。昨年より募集人員を増やし、釜山ならではのウィンター・スポーツを楽しんでもらえるよう、さまざまなプログラムも用意している。
参加者は準備体操をした後、沖に向かって泳ぎ、80m地点で折り返して浜に戻ってくる。最初に戻ってきた人が優勝。
また、氷の上に裸足で立ち誰が一番長く立っていられるかを競うゲームや、つらら食べ競争などのほか、足首につけた風船を割り合うゲームや障害物リレー、綱引きなどのイベントも予定されている。
1988年のオリンピック開催を記念して始められたホッキョクグマ水泳大会は、来年で26回目。今年1月に開催された第25回大会には、約200人の外国人を含め全国から2,000人ほどの市民が参加した。同大会は2010年、英国の放送局BBCの「世界10大冬の異色スポーツ」に選ばれ、世界的に注目を集めている。
参加申し込みはホッキョクグマ水泳大会ホームページ(http://bear.busan.com)で、12月中旬ごろから受付開始。
<資料提供:: ダイナミック釜山 >