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15周年記念、釜山国際建築文化祭、釜山‐シカゴ姉妹都市特別展開催

2015-08-21 576  ヒット
内容

 


シカゴが10月に釜山に来る。釜山市と()釜山国際建築文化祭組織委員会は、15周年記念釜山国際建築文化祭の特別展として釜山‐シカゴ姉妹都市建築展を企画した。

「高宗皇帝の古い約束‐シカゴ、釜山に来る」というタイトルで開かれる今回の特別展は、展示及び市民参加プログラム、シンポジウムなどを準備しており、107日から1018日まで釜山港の新国際旅客ターミナルで開催される予定だ。

 

 シカゴは1893年、シカゴ万国博覧会開催時に高宗皇帝が「大朝鮮」という国号で使節団を派遣した都市で、釜山市とは2007年に姉妹都市提携を結んでいる。

 釜山とシカゴは、朝鮮戦争と大火災という逆境を乗り越えて成長した国際関門都市で、水辺空間作りに取り組んでいるウォターフロント都市という点から似ているところがたくさんある。

 

 また、2年に一回開かれる釜山国際建築文化祭の今年の展示は、シカゴの都市、歴史、建築分野を釜山と比較・紹介する。

 特に、朝鮮戦争による疎開先だった釜山と大火災によって疲弊したシカゴの都市再生のための基本ツールを作成したキム・ヒョンオク元釜山市長とダニエル・ハドソン・バーナム(Daniel Hadson Burnham)の先駆者としての業績の数々が展示されている。

 

フランクロイドライ(Frank Lloyd Wright), トヴィヒファンデル(Mies van der Rohe)、ルイス・サリヴァン(Louis Sullivan)など、シカゴ建築巨匠の作品をはじめ、シカゴ遊覧船建築ツアーコースを通じて市民の目線からの建築物語を語る予定だ。

 また、子供達のための建築体験プログラムと様々な分野の文化をアレンジした小講演会も行う予定だ。両都市の専門家が講演者として参加するシンポジウムは、シカゴのウォーターフロントの開発と北港の将来に対する意見を交換する討論の場になることを期待している。

 

一方、今回の特別展と連携したフェースブック・イベントも行っている。

両都市の市民に、自分が住んでいる都市の様々な様子をフェイスに載せてもらう。このイベントは、地元への関心を自然と高めるとともに、両都市の文化をより活発に交換しようという趣旨で、「いいね!」を一番多く獲得した場合、賞品が授与される予定だ。

https://www.facebook.com/chibu2015

 

その他イベントに関する詳細事項は、釜山国際建築文化祭のホームページまたは釜山国際建築文化祭事務局(☎744-7761)へ。