Haeundae
釜山市は、市民、メディア、公務員など4,700人を対象に、2015年12月4日から10日間アンケート調査などを行い、「2015年市政ベスト10」を選定した。
2015年の最大の成果として、市民の念願が叶った「古里1号機の永久停止」が選ばれた。市民中心の公共交通機関の革新は「乗り換え料金無料制度」、「東・西釜山圏と北釜山権を繋ぐ直通路線の新設」など、市民の足と言うべく公共交通を積極的に改善し、市民から高い評価を得ている。
そのほかにも、△洛東江河口堤開放の第一歩、偉大なる洛東江時代の幕開け △規制緩和、S&Tモティフ誘致、20年間で最大規模の雇用創出 △東川・釜田川の生態河川復元、環境に優しいエコ都市づくりの始動 △エコデルタシティ造成開始、西釜山開発本格化 △マーズ(MARS)に対する先制的な対応、地域への蔓延予防及び全国初の終息 △800万東南圏科学大衆化をリードする国立釜山科学館開館 △釜山上水道120年で初めての時間制給水完全解消 △市民と共にする釜山市民福祉基準づくり、誰もが幸せな都市基盤づくりなどが2015年の釜山市政ベスト10に選ばれた。
2015年の釜山市は、組織改編と人事革新を通じて市政の体質を「市民中心、現場優先、責任市政、成果創出」に変更し、市民と共に釜山発展2030ビジョン、西釜山グローバルシティ・グランドプランなど、未来の釜山の青写真を完成するなど、絶え間ない変化と挑戦により「幸せな市民、健康な釜山」を実現するための礎石を築いた意義深い年であった。
なお、2015 IDB-IIC年次総会など各種行事を成功裏に開催し、ヨーロッパ、中国などに対して、シティセールスを活発に行い、釜山の魅力を全世界に発信する一方、釜山の経済力を高めていく土台を築いた。
今後釜山市は、このような2015年の成果を足がかりとし、より高い成果を達成できるように、2016年の市政目標を釜山金海国際空港開港40周年、加徳島新空港建設の元年、「グローバル都市への大跳躍」と定め、2028年夏季オリンピック及び2030年登録エキスポなど、グローバルなイベントの国家的・国民的共感の拡大にも重点を置き、市政を展開して行く方針だ。