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暑さを吹き飛ばす夏の食べ物、ミルミョン

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おいしい釜山　夏特集

暑さを吹き飛ばす夏の食べ物、ミルミョン

釜山の人が“釜山ではこれは必ず食べるべし”とするメニューの1つがミルミョン。ミルミョンが一番おいしいのは夏だ。ミルミョンには、冷たく冷やしたスープに麺を入れたムルミルミョンと、辛いヤンニョム(タレ)をからめて食べるスープなしのピビムミルミョンの2種類ある。いずれも冷麺(ネンミョン)に似た料理だが、冷麺がそば粉の麺であるのに対し、ミルミョンは小麦粉で作った麺なので柔らかく噛み切りやすいという違いがある。夏の釜山の定番、ミルミョンの専門店を紹介する。

** ハルメカヤミルミョン(南浦洞)

南浦洞(ナンポドン)で一番有名な店。小麦粉とトウモロコシのでんぷんを使った麺は、他店とは違う独特の食感が自慢。噛むほどにトウモロコシの味がほのかに感じられる。スープは豚骨や牛骨、野菜、12種類の漢方材料を丸1日以上煮込んで作る。このスープをよく冷やし、麺を入れて食べる。おなかに余裕があれば、冷たくなった口と胃袋を温めてくれるマンドゥ(餃子)もおすすめだ。ムルミルミョン.ピビムミルミョンいずれも並5千ウォン、大盛り5,500ウォン。マンドゥ3,500ウォン。

行き方：光復路(クァンボンノ)三叉路広場(シティースポット)の路地入る

電話：051-246-3314

** チュンハチュドン(春夏秋冬)(西面)

南浦洞代表がハルメカヤミルミョンなら、西面(ソミョン)代表は「春夏秋冬」だ。釜山市指定の郷土料理店の1つで、ミルミョンのスープに特徴がある。一般的なスープが透明か白っぽいのに対し、この店のスープは黒っぽく漢方材料の香りが強い。牛骨をベースに漢方材料をたっぷり入れて煮出しているためだ。麺の上にトッピングされている豚肉のスライスも漢方材料の香りがする。ムルミルミョン.ピビムミルミョンいずれも並5千ウォン、大盛り5,500ウォン。

行き方：都市鉄道1.2号線西面駅9番出口から直進150m

電話：051-809-8959

** カヤミルミョン(海雲台)

海雲台(ヘウンデ)にも最近、おいしいミルミョン専門店がたくさんできた。中でも評判なのがカヤミルミョン。釜山各地にチェーン店を持つ。スープは牛肉、ニンニク、ショウガ、タマネギ、漢方材料を30時間かけて丁寧に煮込み、さらに熟成させる。麺は柔らかく、化学調味料を一切使用していないのが特徴。ムルミルミョン.ピビムミルミョンいずれも並5千ウォン、大盛り6千ウォン。

行き方：都市鉄道2号線中洞(チュンドン)駅10番出口から徒歩5分

電話：051-747-9404

 

<資料提供::  ダイナミック釜山 >