Haeundae
釜山市は、釜山市の人気観光商品の一つである釜山シティツアーバスに民間企業を参入させることになり、事業運営者間の相互協力の増進のため、6月18日、市庁舎で釜山市-釜山観光公社-(株)テヨン間のシティツアー運営協約を締結したと発表した。
釜山市は、オープントップ2階建てバスを全国で初めて導入し、釜山の代表的な観光スポットを循環していて、国内外の観光客の人気を集めているが、利用客の増加に対し、迅速に配車を増やすことができず、繁忙期の待ち時間が長くなるなどのクレームが寄せられていた。
このような問題点を改善し、 民間企業の参入を誘導してサービスやインフラを充実させるため、2013年12月公募を行った。その結果、テヨンバスが事業者として選ばれ、2階建てバスの本場であるヨーロッパから車両を輸入し、今年7月14日から運行を開始することになった。
従来、釜山観光公社で運営していたシティツアーのコースに、テヨンバスの運行コースが追加されることで、釜山駅を共同の起点とし、△釜山観光公社は、海雲台(ヘウンデ)方面を、△テヨンバスは太宗台(テジョンデ)方面を運行することになる。
今回の協約で釜山駅での乗り換え時の停留所利用、共同PRなどについて、緊密な協力を行い、釜山シティツアーのブランド化に向けて共に努力していくことが約束された。
市関係者は、「釜山シティツアーバスは昨年約24万人が利用しており、民間企業を参入させることで、一層サービスを充実させ、安心且つ快適に観光を楽しんでいただけるようになると期待している」と伝えた。