Haeundae
韓国で最初に開設された第1号海水浴場である松島海水浴場の目の前の海に、国内最長で最初の曲線型海上散策路ができ、6月1日午後5時開催された海水浴場開場式の後、オープンした。
全長296m、幅2.3mとなる海上散策路で、海水浴場の東側にあるコブクソム(亀島)までの灯台区間(104m)と、昔の桟橋区間(192m)が、国・市の予算など72億ウォンをかけて造成されている。このうち、灯台区間が今回オープンした。来年2月末には昔桟橋だった区間も完工する予定で、完成すれば韓国内最長の海上散策路が誕生する。
海上散策路は、海上から風光明媚な松島海水浴場をゆっくりと観賞できるようにと造成されたもの。海の上を散歩している気分を満喫してもらえるよう歩道の部分は透明な強化ガラスとマジックグレーティング(鉄製網)で作られており、高さ9.3m程の橋脚の下に、波がうねる様子が見られる。
海上散策路で流れるような曲線型に造られたのは国内では初めてで、他の海上散策路とは比較できないほどの造形美を誇る。これは、構造物を支える梁にPR鋼管ガード(girder)を使用しているからで、長さ50mと54mのガードは、工場で製作されてから運びこまれた。そのため、たった一日で設置が完了している。建設に当たっては、水質汚染や騒音公害など、環境問題に配慮した取り組みが目立つ。
海上散策路の造成で松島海水浴場にはもう一つの名所が誕生し、見どころがたくさんある海水浴場として注目されている。西区は、様々な年齢層に一年中余暇や休養、観光を楽しんでもらうために、2012年から計164億ウォンを投資して松島地区複合海洋リゾートの造成事業を進めているが、海上散策路もその一環だ。