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釜山の歴史と文化を学ぶ“釜山の博物館”

2012-11-19 887  ヒット
内容

釜山の歴史と文化を学ぶ“釜山の博物館”

海に関することなら何でもここで・・・世界唯一の総合海洋博物館


釜山は長い歴史を持つ都市だ。釜山は、ナクトンガン(洛東江)が海に流れ込むところにあり、旧石器時代から自然に人々が集まって暮らすようになった。そんな釜山はさまざまな博物館や記念館も多い。人々の生活が海と密接につながっていたことから、海をテーマにした総合博物館もある。釜山の歴史や文化を知るために、博物館めぐりをしてみてはどうだろう。釜山の人気博物館3カ所を紹介する。


□世界で唯一の総合海洋博物館「国立海洋博物館」

韓国初の総合海洋博物館「国立海洋博物館」が今年7月に開館した。ヨンド(影島)にある同博物館は歴史や生物、科学、産業など海洋に関するあらゆることを展示する世界初の総合海洋博物館。45,444m2の敷地に建つ地下1階・地上4階、延面積約25千?の建物は、国内では「国立中央博物館」と「国立古宮博物館」に続く大きさを誇る。規模が大きいだけに見どころも盛りたくさんだ。

館内には、小型のエイやサメなどが泳ぐ円筒型水槽(直径11m、水深4.8m、総377t)や世界の海洋関連遺物1万点、海洋図書館などさまざまな展示・体験施設を備えている。中でも特に人気なのは航海船舶ゾーンに展示してある「朝鮮通信使船」の模型。朝鮮時代の外交使節団「朝鮮通信使」が使っていた船を実物の1/2の大きさで再現してある。


○位置:ヨンド区ヘヤンロ(海洋路)301番通り45

○観覧時間(毎週月曜日休館)

△平日:午前9時?午後6

△土曜日:午前9時?午後9

△日曜日:午前9時?午後7

○入館料:無料

○問合せ:051-309-1900 / ホームページ(www.nmm.go.kr)


□旧石器?近代まで釜山の全てを展示「釜山博物館」

釜山で最初の博物館「釜山博物館」は釜山の歴史を知るには最適の場所だ。旧石器時代から近代釜山の様子を余すところなく見ることができる。開館から29年。現在、約12千点の遺物を収集、所蔵している。

「釜山博物館」は27,516?の敷地に地下1階・地上2階、延面積約12千?の規模。1階には企画展示室や記念品販売コーナー、案内デスクがあり、2階には韓日関係室や生活文化室、民俗室などテーマ別の展示場がある。企画展示室では、各時期さまざまなテーマの展示をしており、現在はトルコ文明展「イスタンブールの皇帝たち」を展示中だ。

外国語のサービスも充実している。1階案内デスクに申し込めば、日本語のガイドの解説を聞きながら館内を観覧できる。また音声ガイド機を借りて日本語の音声案内を聞きながら見て回ることもできる。音声ガイド機はセンサーで反応し、展示遺物の前に立つとその遺物についての説明が流れるようになっている。


○位置:ナム()UN平和路63

○観覧時間:午前9時?午後8(毎週月曜日休館)

○入館料:無料

○問合せ:051-610-7111 / ホームページ(museum.busan.go.kr)


□近代釜山の姿を再現「釜山近代歴史館」

釜山の近代史を集中的に扱う歴史館。ヨンドゥサン(龍頭山)公園のふもとからポスドン(宝山洞)方面へ向かう途中にあり、日本人観光客もたくさん訪れる。

釜山近代歴史館は日本と深い関係がある。歴史館の建物は、日本の植民地時代だった1929年に、当初「東洋拓殖株式会社」釜山支店として建てられたものだ。解放後1949年からアメリカの「釜山文化院」として使われた。その後、釜山市民の返還要求により1999年に釜山市が引き受け、歴史館として整備した。歴史館は地上3階建てで、1階には近代資料室や映像室、2階には近代の遺物を再現した展示室、3階には「東洋拓殖株式会社」や釜山の近代展示室がある。展示館には釜山関連の近・現代史の遺物約200点や映像、模型などで釜山の近・現代史が再現されている。


○位置:チュン()区テチョンノ(大庁路)104

○観覧時間:午前9時?午後6(毎週月曜日休館)

○入館料:無料

○問合せ:051-253-3845 / ホームページ(modern.busan.go.kr)

 

<資料提供::  ダイナミック釜山 >