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2015年第12回釜山国際演劇祭

2015-04-21 1174  ヒット
内容



毎年新しいコンセプトで、世界各国のトレンドが一目でわかる話題作や問題作を上演する釜山国際演劇祭が、51日から10日まで釜山文化会館をはじめ、釜山各地の公演場で開催される。

 

今年で12回めを迎える釜山国際演劇祭の今回のコンセプトは、「Welcome, Shakespeare」だ。時代を越える、国や言葉の壁を越える演劇の力をウィリアムシェイクスピアを通じて確認する。彼の戯曲が世界各国でどのように生まれ変わり、生きているのかが確認できる絶好の機会になると思われる。今年はフランス・イタリア・ロシア・チェコ・アメリカ・韓国など6か国の6つの優秀作を上演する「Concept」、今年8月に開催されるエディンバラ際フェスティバルに参加する作品を選定する競演プログラム「Go World Festival」、公演団の参加機会の拡大と多様な作品を紹介する「Dynamic Fringe」などで構成されている。

 

今年の釜山国際演劇祭の開幕作は、フランスCompagnie Les Têtes de Bois「じゃじゃ馬ならし」。コメディアデラル(Commedia dell'Arte16世紀から17世紀の間にイタリアで流行っていた仮面喜劇)という伝統的な演劇様式に基づいて作品を再構成するフランスの劇団「Compagnie Les Têtes de Bois」は、奇抜な導入部、合体と解体を続く舞台装置を通じてウィリアムシェイクスピアの喜劇を新しく解釈する。閉幕作はイタリアのTeatro Tascabile Di Bergamoの「ロミオとジュリエット」。古典として知られている同作品をエロティシズムと暴力性に関する物語で再解釈し、悲劇・愛・狂気・死が融合されたイタリアを舞台とした悲劇をお届けする。

 

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