Haeundae
釜山広域市のソ・ビョンス市長が3月10日~15日にタイとインドを訪問し、積極的に「釜山セールス」を行った。
ソ・ビョンス市長は、今回の訪問で、タイ・バンコクで開催されたアジア・ヨーロッパ首脳会議メンバー国の市長・道知事会議である第3回「ASEM MGM」に参加し、「公共交通の中心都市、釜山」をテーマに釜山の交通運営システムを紹介した。また会議に参加した主要都市の市長と個別に会談し、友好・協力を強化し、2019年の第5回ASEM MGMを釜山に誘致するため積極的に外交活動を行った。タイ・バンコクのスクンパン・ボリパット市長とも会い、バンコク市が進めている「モノレールプロジェクト」に釜山都市鉄道4号線の無人軽電鉄「K-AGT」導入することを直接提案した。ポリパット市長は、先月釜山を訪問し、都市鉄道4号線の無人軽電鉄を体験するなど、「K-AGT」の導入を前向きに検討していると言われている。バンコク市がK-AGTを「モノレールプロジェクト」として導入すると、釜山交通公社の都市鉄道運営システムも導入されることになるため、釜山初の「政策輸出」事例になる。ほかにもインドの首都ニューデリーをはじめ、インドのシリコンバレーと呼ばれるバンガロールと釜山企業が進出しているチェンナイも訪問した。
これらの都市ではインドに進出しているソンウハイテックなど釜山企業を訪問し激励した。また、インド企業を訪問して経済交流の道を切り開いた。特に、インドの主要IT企業であるインフォシスと3大映画・テレビ生産流通制作者であるマドラストーキーズ社などを訪問し、釜山のITと映画映像産業のインド進出の土台を整った。
今回のソ市長のインド訪問には、釜山の労働界・財界・社会団体・政治界の代表団とIT貿易使節団が同行し、「労使が協力し合う都市」のイメージを積極的に強調し、人的ネットワークを形成し、世界的なIT企業を誘致するための土台をつくった。