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2015年「医療観光」から「医療観光産業」へ新しく出発する元年に!

2015-02-12 933  ヒット
内容
釜山市は、これまで「医療観光」といえば海外患者誘致を中心にしてきたが、これからは抗老化・バイオ・臨床実験・ヘルスケア素材の産業化、そして釜山の大規模な開発地域(東釜山、西釜山、都心部の鉄道跡地への移転対象施設)への国内外の有名病院、製薬会社、医療観光ホテルの誘致、また地域内の病院および医療チームの海外派遣など、医療産業全般にわたり戦略的に取り組んでいく計画であることを明らかにし、更に製造業中心の釜山産業システムを知識サービス産業へ改編し、良質の雇用・就業機会を拡大していくと発表した。

 

これと共に、医療産業全般に対する政策の提案・決定・審議などができるコントロールタワーの機能を担う、医療・観光・ホテル・関連機関・大学および首都圏の専門家が参加する「釜山医療観光推進協議会」を1月に立ち上げる予定である。

 

このような内容が盛り込まれた「釜山市の医療観光活性化に関する条例」改正案を1月に立法予告し、2月中に委員の委嘱を行っていく。こうした取り組みにより、これからは「釜山医療観光推進協議会」が医療観光の主要政策の提案、主要医療観光事業の審査・評価および諮問、医療インフラ育成支援など釜山市の医療観光政策に関する決定および諮問機構としての役割を担っていく予定だ。

 

また、釜山市はこれまで、釜山医療観光といえば釜山地域の医療と観光資源だけを活用し、海外患者誘致に取り組んできたが、今年からは釜山近辺の慶州・山清(サンチョン)・大邱(テグ)など嶺南(慶尚南道・慶尚北道)圏ならではの医療観光インフラを融合させ、従来の釜山だけの「短期滞在型の医療観光」から、周辺の自治体との広域的連携を通じた「長期滞在型の釜山医療観光」商品を開発するなど、医療と観光分野の戦略的な協力へと政策方向を変えることにした。

 

まず、釜山市は嶺南圏と長期滞在型の医療観光商品を開発するために、△120日に釜山‐山清(西洋医学と韓方、体験観光)△123日に釜山‐慶州(新羅の古都、文化観光)△26日に釜山-大邱(韓方、毛髪ケア)の医療観光産業の育成発展に協力するための自治体同士の1:1MOU締結を行い、続いて民間分野でも相互交流と協力を誘導する計画だ。それを受けて釜山圏の医療観光クラスター(東釜山、都心圏、西釜山圏)と広域圏の医療観光クラスターの構築を完成させる青写真を提案した。

そして2月からは、釜山を含む環太平洋と共に、4700の医療機関、海洋観光資源、デパート、ショッピングインフラなどの長所と、大邱の毛髪移植および韓方産業分野、慶州の仏国寺・石窟庵など世界文化遺産、山清の韓方・薬草体験ツアーなどを連携させた長期滞在型医療観光商品を開発・推進していく予定で、医療観光に関する説明会やファミリアライゼションツア(無料招待視察旅行)、展示会など海外プロモーションを共同で行っていく。