Haeundae
釜山の「ご当地パン」がお土産用に人気だ(写真はさつまいもを使ったチョネギパンの製造風景)。
「ハイパン(Hi Bread)」や「チョネギパン」など、地域の特色を生かして作られ、味も形も個
性的な“ご当地パン”が観光客に人気だ。中でもハイパンは、海雲台(ヘウンデ)区庁が地域の特産品開発のため実施した「海雲台ブランドパン」公募展で1位に選ばれ、海雲台の新名物として脚光を浴びている。ハイパンは釜山の有名ベーカリー「from Jun」の商品で、円形のホットケーキと四角いせんべいの間に、マシュマロやイチジクジャムをサンドした。ホットケーキには海雲台の地図や海雲台海水浴場、海月亭(展望台)、ムーンタンロード(散策路)など主な観光地12カ所のイラストが焼き印で描かれている。8個入り1万ウォンで、「from Jun」(海雲台区庁横)のほか、新世界(シンセゲ)百貨店センタムシティ店などでも販売している。
影島(ヨンド)区では「チョネギパン」が人気。チョネギとは1700年代中頃、韓国で初めてさつまいもを栽培した影島の地名(現・東三洞)。チョネギパンはそれにちなんで同区の有名ベーカリー「クムクヌン(夢見る)パティシエ」が生産しているさつまいもパンだ。パンはパイ生地と黒米の生地の2種類あり、いずれも中にさつまいも餡(あん)が入っている。