Haeundae
11月7日金曜日- 13日木曜日 映画の殿堂
毎年ソウルと釜山の晩秋を彩るスウェーデン映画祭が今年はより多彩なプログラムを用意し観客を迎える。今年で3回目を迎えるスウェーデン映画祭は、例年よりも‘映画’という芸術ジャンルにフォーカスを合わせた魅力的なコレクションで観客の期待を一層集めている。
スウェーデン映画は、韓国だけではなく、国際舞台でも常に注目を浴びてきた。9月にロイ·アンダーソン監督のシュルレアリスムのコメディ映画である<実存を省みる枝の上の鳩>がヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞してスウェーデン映画の底力を再び発揮した。
今年のスウェーデン映画祭で紹介される10本のラインアップは、開幕作である< Nobody Owns Me >をはじめ、<アヴァロン>、<Behind Blue Skies>、<コールガール>など社会性の濃いドラマ、巨匠ヤン·トロエル監督の伝記映画である<The Last Sentence>、家族のアドベンチャーである<The Ice Dragon>、二本のドキュメンタリーである「The Pirate Bay Away From Keyboard>、<Big Boys Gone Bananas!>、 そしてカンヌ国際映画祭の短編部門大賞にノミネートされた奇想天外な音楽映画である<アパートの一室、6人のドラマー>とその長編バージョンといえる<サウンド·オブ·ノイズ」など、いずれも見逃せない話題作の饗宴であるといえる。
世界で最も住みやすい先進文化とユートピア的なイメージの裏に位置づけている人間と社会の深層を多様な角度から眺めるスウェーデン映画の力を生き生きと感じられる映画祭となる2014年スウェーデン映画祭は、11月5日からソウルのアートハウス・モモ、11月7日から釜山の映画の殿堂で1週間ずつ行われる予定である。
開幕作である<Nobody Owns Me>の監督シェル - オケ・アンデルソンをはじめ、スウェーデン映画界の関係者の訪韓も予定されており、観客との対話など豊かな企画でより楽しい映画鑑賞が期待される。すべての上映は無料で行われる。