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冬将軍到来も何のその、海雲台の海はホット!

2014-02-18 349  ヒット
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冬将軍到来も何のその、海雲台の海はホット!

3千人が参加・・・「第27回ホッキョクグマ水泳祭り」リポート

「ホッキョクグマ水泳祭り」が釜山の真冬の海を熱くした。1月12日、全国から海雲台(ヘウンデ)を訪れた水泳ファンたちは、Tシャツやタオルをひっかけただけの姿で凍てつく真冬の海に飛び込んだ。
この日の釜山の最低気温はマイナス1度だったが、寒さも何のその、外国人200人を含む約3千人が参加した。参加者は、若い者には負けられないと元気いっぱいの初老の女性から、筋骨隆々の青年、青い目の外国人などさまざま。大勢の参加者で埋まった冬の海辺の風景は壮観だった。
ウィンタースポーツの中でも、これほど大規模の大会は世界的にも類を見ないだろう。ヨーロッパやロシアでも冬の海に潜ったり飛び込んだりするイベントはあるが、いずれも参加者はせいぜい100人ほどと、あまり大衆化していないようだ。2011年、BBC(英国放送協会)が「ホッキョクグマ水泳祭り」を「世界10大冬の異色スポーツ」に選んだ理由の1つも、その規模の大きさにある。
午前11時、開会式が終わり、いよいよ海に飛び込む時間が近づいてきた。約3千人の参加者は指導者の動きに合わせてエアロビクスで身体をほぐし、気合を入れた。
海雲台に住んで4年目というアメリカ人のマイケルさんは「ワクワクする。初めて参加したが、美しい海雲台でこんな楽しい祭りが開かれているなんて驚いた」と感想を述べた。
午前11時30分、出発の合図と同時に、参加者は一斉に冷たい海に力強く飛び込み、水しぶきを上げながら悠々と泳いだ。まるで真夏の海のように、みな大はしゃぎだった。
祭り見物に訪れたドイツ人のアルベルツ・ベンツさんは「もはや祭りの域を超え、各国の人々が触れ合う巨大なコミュニティースペースになっている。すばらしい」と興奮気味に語った。
午前12時、沖に向かって泳ぎ出し、80m地点で折り返してきた参加者たちはブルブル震えながらもにこやかな表情を見せていた。寒さに打ち勝ったという達成感、そして今年は何かいいことがありそうだという期待感のためだろうか。
彼らは叫んだ。「冬将軍よ、退散せよ! ホッキョクグマのお出ましだ!」
 
<資料提供:: ダイナミック釜山 >​