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新・影島大橋開通

2014-01-08 673  ヒット
内容


<写真説明>影島大橋の橋桁が47年ぶりに力強く持ち上げられた。釜山市は影島大橋を「クリスマスツリー文化祭り」や富平カントン市場の「夜市」などと連携し、釜山の名物にする計画だ。
 
新・影島大橋開通
47年ぶりの跳開機能復活・・・開通式に7万人の人出

持ち上げられた橋桁に歓声・記念写真
釜山の歴史再現、遠い記憶を呼びさます

「上がった、上がった! うわー!!」パンパンという祝砲の音とともに、影島(ヨンド)区と中(チュン)区を結ぶ影島大橋の橋桁がゆっくり持ち上げられると、その瞬間を今か今かと待ち構えていた約7万人の釜山市民や観光客から、一斉に歓声が上がった。
1966年以降、跳開機能が停止していた影島大橋の橋桁が、47年ぶりに力強く高く持ち上げられた歴史的な瞬間、万感胸に迫る様子のお年寄りは感動で目を潤ませ、橋桁が上がる姿を初めて見る若者はその様子をカメラやスマートフォンに収めていた。10月27日、復元工事が完了した影島大橋の開通式の風景だ。
この日、開通式は午後2時に予定されていたが、橋の付近には3時間も前から大勢の人々が詰めかけていた。午後2時35分、ついに橋桁がゆっくり上がり始めた。完全に上がりきるまで約5分。同2時50分ごろには橋桁は元の位置に戻され、影島区側と中区側からそれぞれ市民が歩み寄り、橋の中央で対面した。朝鮮戦争当時、避難する途中で生き別れた家族が再会する場面を再現したイベントだ。記念撮影の後、見物に訪れた市民や観光客約1万人が橋を歩いて渡った。
ロッテ百貨店光復(クァンボク)店のそばにある影島大橋は、日本統治時代の1934年、橋桁の片側が持ち上げられる朝鮮半島初の跳開橋として誕生した。当時、橋桁は1日に最大7回上げられたが、周辺道路の交通量が増えたことにより徐々に跳開回数が減らされ、1966年には上水道管の敷設に伴って完全に跳開機能は停止した。
釜山市は、老朽化した既存の影島大橋を2011年に撤去し、道路を4車線から6車線に拡張し跳開機能も備えた新しい影島大橋を架け替えた。新・影島大橋は延長214.8m、幅25.3mで、跳開部分は1千トン級の船が通過できるよう75度まで持ち上げられる。再開通した影島大橋は、『釜山カルメギ(カモメ)』など釜山の歌謡が流れる中、毎日1回、昼12時から約15分間上げられる。
開通式でホ・ナムシク釜山市長は「影島大橋は、往時の姿を知っている世代にとっては遠い記憶をよみがえらせ、また若い世代には夢と希望を与える存在。今後、光復路で開かれている『クリスマスツリー文化祭り』や富平(プピョン)カントン市場の『夜市』と連携させた観光商品を開発する予定だ。影島大橋は旧都心にさらなる活気をもたらしてくれるだろう」と話した。
 
<資料提供::  ダイナミック釜山 >​