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2005-11-18 860  ヒット
内容
アインシュタインの顔をしたロボット「アルバート・ヒューボ」の父、呉俊鎬(オ・ジュンホ)韓国科学技術院(KAIST)教授がアジア・太平洋経済協力会議(APEC)IT展示館のスターに浮上した。 釜山海雲台(プサン・ヘウンデ)BEXCOに設置されたIT展示館を訪れた外国記者らは「ドクター呉」にインタビューするため列を作った。 展示場を訪れた観覧客も、呉教授が「アルバート・ヒューボ」を試演する度に感嘆の声をあげながら写真を撮った。 アルバート・ヒューボは、呉教授が1月に発表したロボット「ヒューボ(HUBO)」を‘人間型’に改良したものだ。 精巧に製作されたアインシュタインの顔は、頭の中に内蔵された31個の超小型モーターで、笑い・怒りなど10種類余の表情をつくることができる。 「私の名前はアインシュタインです」と話すこともできる。 5本の指を動かして「グー・チョキ・パー」もできる。 呉教授は「相対性理論発表100周年を記念して、アインシュタインをモデルにロボットを製作した」と述べた。 呉教授は短い期間にロボットを製作するという点が最も難しい問題だったと語った。 ロボットを作るには普通数年かかるが、今回はチームで6カ月間、何度も徹夜しながらアルバート・ヒューボを作ったという。 呉教授は、アルバート・ヒューボの外貌が気に入らないと語った。 当初、アルバート・ヒューボを170センチにする計画だったが、時間が不足して137センチにもならない‘短足ロボット’になってしまったということだ。 韓国のロボット技術水準について呉教授は「まだ初歩水準にあり、前途は長い」と評価した。 映画スターウォーズに登場するロボットを100点とすれば、アルバート・ヒューボは5−6点という。 呉教授は00年に日本の本田が発表したロボット「ASIMO」は「8点にはなる」と評価した。 日本のロボットが韓国より先を進んでいるのは事実だが、両モデルともに実用的なロボットになるにはまだまだ時間がかかると語った。 現在ロボットに関連した10件余の研究課題を遂行中の呉教授は「来年にはもっと人間に近いロボットを出すことができるだろう」と語った。