Haeundae

ニュース

新着情報

APECの乾杯酒めぐって「地酒戦争」

2005-11-04 894  ヒット
内容
今月18日に釜山(プサン)で開幕するアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で使われる「乾杯酒」をめぐって、酒類業界が神経戦を繰り広げている。 乾杯酒とは、APEC首脳会議の晩さんで議長の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が乾杯を提案した後、加盟諸国21カ国の首脳が一緒に飲む儀典向け酒のこと。昨年のチリAPEC首脳会議ではチリ産のワインが採択された。2000年にソウルで開かれたアジア欧州会議(ASEM)では、禅雲寺(ソヌンサ)のトックリイチゴ・ドブロクが登場したが、それ以降売上げが大きく伸びた。 政府はこれまで、韓国産の地酒を選ぶとの原則のもと、ワインとほぼ似ているアルコール度数(12〜14%)の地酒およそ80種類へのテストを行った。現在▽釜山の地酒であるメシマコブの発酵酒「千年約束」▽トックリイチゴのドブロク▽錦山(クムサン)の人参酒▽慶州(キョンジュ)の法酒など3〜4製品を最終的に検討中だが、乾杯酒は行事当日に公開される。一方、記念撮影の際首脳らが着る衣装は韓服(ハンボク)のドゥルマギ(コートにあたる)に決まった。