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「釜山」品格を整えて「世界都市」に…..

2010-01-11 1135  ヒット
内容

2010 世界都市に釜山の品格を高めよう
                                      車ヨンボム

釜山は「世界都市」としての品格は十分なのか? 釜山は他の世界都市の様に経済力が有り余る
程に強く, 文化と居住環境が優れ, 都市基盤施設と福祉水準は本当に充分なのか? 特に,「 世界
都市 」を追求する釜山の国際的地位や存在感はどれ程で, 「釜山」ブランドの価値はどの程度
の水準なのか?

釜山は昨今「世界都市」に向かって 絶え間なく力強い躍動を続けている。港湾・物流・映像・
観光・コンベンション・知識サービス等のグリーンコードを中心にした産業再編の熱風が吹き
荒んでいる。「釜山が製造業中心の筋肉質都市から高付加価値知識中心都市に変身中」と言う
マスコミの評価もある。 釜山は向後港湾都市のみならず, 映画・映像都市, 観光・コンベンシ
ョン都市, 金融・物流都市になると言う事である。

釜山は現在 南部経済圏の中心軸に, 映画・映像産業のハブに, 海洋と物流の都市にと力強く躍
動している。釜山の都市目標もこれまた伝統・知識産業と物流, 金融, 映像文化が織り成す「世
界都市 釜山」である。釜山ならではの各種特性を活かして発展させ釜山の総体的な都市経済
力を強化して行くという戦略である。

事実, 釜山のブランドパワー指数(地域総生産対比)は「国内1位」(産業政策研究院評価)とされ
ているが, 世界の評価は未だ冷酷である。国家及び都市ブランド評価機関 アンホールド-GMIは
韓国の国家ブランドを38ヵ国中の31位, ソウルを60大都市中の44位に評価している。 2007年基
準でソウルの都市ブランド価値は127兆ウォン, 東京の1/5, ロンドンの1/3である。釜山は12兆5
千億ウォンでソウルの1/10である。

国際評価機関らは都市ブランド価値と競争力を大きく経済, 文化資産, 市民, 環境, インフラ, 余
暇生活等の6大項目に評価する。都市ブランド構成要素を都市の存在感?物理的側面からは場所, 機会付与側面からは潜在力, 都市魅力を表わす生動感, 市民の親切度と文化的多様性, 都市基本
施設を取り上げる事もある。これが即ち都市品格」なのである。

この様な評価に関する限り釜山の脆弱点は未だ多い。経済部門に多国的企業の誘致競争力が弱
い, 文化資産面で外国人の訪問を増やす要因が少ない, 言語・文化に対する共有度, 親切度, 外
国人に対する開放性が弱いとか言う部分である。

釜山が真正な「世界都市」に生まれ変わるには都市品格を加一層高めなければいけない。「グ
ローバル スタンダート」の為の努力である。都市基盤施設の具備, 都市サービスの質的向上,
魅力的な文化商品の創出, 成熟した市民意識造成, 温かい多文化社会育成などなど ….

釜山の今年度の市政戦略である「強固な経済-充実した都市-幸福な釜山」もやはりその目標は
釜山の品格を更に高揚するための努力である。「暮し易い世界都市釜山の建設」運動を展開し
て, 便利で秩序ある都市, 緑で美しい都市, 文化と歴史の都市を追及するのもその為である。釜
山の都市品格を丹念に点検して世界都市釜山の競争力をより一段高めなければならない時期で
ある。


*Silver日本語通翻訳奉仕会 翻訳*