Haeundae
釜山…! 思う存分楽しもう。
海と絵を同時に楽しめる韓国のモンマルトル?ダルマジゴゲ(月見峠)
- Dynamic Busan 文化観光リポーター 朴インフェ
韓国にもフランス芸術の心臓, モンマルトル丘に勝るとも劣らない処がある。 其処は何時もジッと海雲台浜辺の左端を心強く見守っているダルマジゴゲ(月見峠)である。
このダルマジゴゲ(月見峠)だけでも無慮13余ヵ所のギャラリーが屯しているので一度ダルマジゴゲ(月見峠)を訪れるだけで多様なギャラリーを巡り、お好みに合う展示作品を思う存分鑑賞することが出来る。
デジカメを肩にかけ気軽にズックを履いて海雲台の渚道に踵を運んだ。
尾浦5差路の方に向かって歩むと鉄道の線路が現れる。此処から少し上ると其処がダルマジゴゲ(月見峠)の入口なのである。
すると、線路の傍らに風変わりな黄色い家が一軒視界に飛び込んで来る。近付いて見たら、「バナナロン ギャラリー」と書かれた小さなギャラリーだった。
未だダルマジゴゲに入る前なのにもうすでにギャラリーたちの饗宴が始まるのである。
このギャラリーは午後2時から8時まで多少遅めに門を開け、遅い夕暮れまで観覧客を迎え入れているが, 期待に背かず線路沿いの黄色なギャラリーらしく小さくても格に合う所有してみたい作品が一杯、センスが溢れる個性的な愉快な空間であった。
そしてダルマジゴゲに踵を移して入るや否や、また一つのギャラリー「ギャラリー モンマルトル」に出会うことが出来た。
新羅大学校 イムボンギュ教授の作品を展示してあったが,
作品らが余りにもエロチックであったので始めはギクッと驚いた。
それで、じっくり良く見たら, ウム.. 朝鮮時代のピカソの絵に似ていると云おうか? 髪を捩じり上げた朝鮮時代女人達のピカソの画法のように、歪んで変形した姿が刷新で面白かった。
近来この様にカフェ, レストラン, またはバーと一緒のギャラリーが増えているが、朋友や恋人達と共に食事をしたりして文化生活 を満喫すれば、素晴らしいデートになるだろうと思われる。
そして、これは訪ねたく無くても尋ねざるを得ない大変大きい規模の建物, コリア アートセンターに出会った。
1,2,3階はギャラリー, 4階は <ザ・キチン >と言うレストランが同居していた。
ギャラリー内は爽快な色彩で溢れている。
鮮やかで, 軽快でありながらメッセ-ジが伝わって来る作品。
作品も優れているが, 照明と空間演出も凄く良かったが, 入口で案内するキュレータ以外には誰もいなかったので、静かに鑑賞出来て良かった。
その様にしてギャラリーを出ようとしたら、突然 後頭部を叩く様な衝撃が伝わって来た。
すぐ目の前に広がるまた一つの作品の為だ。
其処にはギャラリーに展示されている作品に劣らぬ余りにも見事な 全景が広がっていた。
高くて高い真っ青な空、汗を収めてくれる快い秋風,
風にひらひら揺らぐたおやかな花びら, それに眩しい陽光,
無心に道端で遊ぶ仔犬達まで….。
私が訪ねるダルマジゴゲはギャラリー内もギャラリーの外も全部が、全てが麗しい作品で溢れていた。
ギャラリーを出て、来た道を下って戻りレストラン「ウォンドクウィジブ(丘の上の家)」の裏路地に入ると、また新たなギャラリーに出会える。
ではあるが、私は少し海風に吹かれてみたくてほかの道を選んだ。
絵を鑑賞するためダルマジゴゲに赴く時に違う処を調べる必要が無かった。
海原を前に爽やかな風に吹かれてそぞろ歩めばいつの間にかギャラリー・・・ また少し歩みを運べば、また違うギャラリーが静かに私を迎えてくれる。
そして見事な絵と共に鬱蒼とした林道と洋々とした海原の風景まで……
どれが作品で, 何処がギャラリーなのかはっきりしないダルマジゴゲの散策路。
此処は, ダルマジゴゲそれ自体が一つの素晴らしいギャラリーと言っても過言では無いだろう。
*Silver日本語通翻訳奉仕会 翻訳*