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釜山の新都心と旧都心間の「人口二極化」現状深刻

2006-04-11 810  ヒット
内容
釜山の新都心と旧都心間の「人口二極化」現状深刻 釜山市全体の人口が減少しているさなか、海雲台(ヘウンデ)区と北(ブク)区、機張(ギジャン)郡の人口は増加している一方で、東(ドン)区と西(ソ)区などの都心圏から離れた処は毎年人口が減少し、釜山市の「人口二極化」が益々深刻化していると集計された。 10日釜山市によると海雲台区の場合は最近人口数が急激に増加、今週中には釜山鎮区を抜き16ヵ所の区●郡のうち人口第1位の自治区になるものと見られる。 3ヵ月間で海雲台区の人口は4千120人が増加し、40万8千719人に増え、一方釜山鎮区は1千263人が減少して40万9千347人になり、この二つの自治区の人口差は628人となった。しかも海雲台区の場合、先月2月から栽松洞(ジェソンドン)センタムパーク1次(2,752世帯)、2次(998世帯)の住民が入居を始め、3月からは大林のe−ピョナンセサン(1,190世帯)住民も入居し始めた。このため海雲台区では一日平均少なくとも100人以上の転入により釜山最大人口を有する自治区となった。 華明(ファミョン)新都市が形成された北区と東釜山圏開発の波に乗る機張郡の人口数も継続的な増加傾向にある。2001年311,481人に過ぎなった北区の場合、2005年末の現在335,699人になり4年間で24,218人が増加した。機張郡の場合も2001年76,166人から2005年末の現在80,104人と3,938人増加した。 一方、海雲台区と北区、機張郡及び足踏み状態である釜山鎮区を除いた12ヵ所は継続的な人口減少に悩まされている。特に、東区と西区、中区など都心圏から離れた地域の場合、このような現状が顕著になった。 東区の場合、2001年末124,303人であった人口が2005年109,879人で、14,424人が減り、西区も同期間に12,264人が減ったため、2005年現在139,607人に過ぎない。中区も同期間に5,099人も減り、昨年末の人口が51,957人に過ぎない状況である。 釜山市の人口における急激な二極化が進むにつれ、各種問題点も出始めている。 都市基盤が備えられていない状況で人口が密集したため交通渋滞が深刻化しており、また教育及び文化施設などの不備による住民からの苦情も相次いでいる。 これに対し、釜山発展研究所の金キョンス研究員は「新都心圏と非都心圈の均衡開発に向け、市レベルの条例制定が急がれる」とし、「特に2000年から来る2011年まで釜山市の主な開発予算の76%を東・西釜山圏域に集中投資しているがこれを非都心圏の再開発にも投入すべきだ」と主張している。 Silver日本語通翻譯奉仕會 協力