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釜山文化の象徴は「PIFF」

2006-03-07 832  ヒット
内容
釜山市民は、釜山国際映画祭(PIFF)と海祭りを、釜山文化を象徴する代表的な行事だと考えていることがわかった。 釜山発展研究院(BDI)のジュ∙ドク博士が6日に発表した「文化都市、釜山のための戦略と政策方向に関する研究」報告書によると、一般市民450人を対象に実施されたアンケート調査の結果、釜山文化を象徴する代表的な施設やイベントは何かという設問で、PIFFが34.6%で海祭りが33.7%だった。また、PIFF通りを選んだ人も8%だった。 市民は、「釜山文化独特の特性は」という問いには47%が海洋文化を、20.3%が映像文化を、14.4%が生活文化を、13%が大衆文化だと答えた。 市民の文化認知度及び意識調査では、大多数の市民が「文化」という言葉を聞いた時に歴史∙文化遺産(32.6%)と大衆文化(29.4%)を真っ先に思い浮かべると答えた。 また市民の中で絶対多数(93.9%)が「文化福祉」の大切さを感じており、過半数以上(55.4%)が価値とやり甲斐のある生活の観点から、文化が重要だと判断していた。また楽しい余暇時間の面で、文化の大切さを指摘する人も25%いた。 釜山地域の文化施設の利用に関するアンケート(重複回答)では、映画館(78.3%)が最も高く、公共図書館(48.4%)と公演施設(42.2%)の利用率も比較的高いことがわかった。文化施設を利用しない原因については「施設があるのを知らない」人の割合が40%と高かった。 文化施設の不足に対する代案と、必要な文化施設は何かという質問では、56.1%が小規模の地域単位の文化スペースの確保を選び、27.5%が大規模の文化施設の確保を指摘した。また、必要な文化施設として、芸術の殿堂(35.6%、オペラハウス含み)と複合文化施設(29.33%)を選択した。 釜山市民の文化活動に対しては、平均1年に4回以上が39.1%と最も多く、2〜3回が20%を若干上回り、8.6%が全く文化活動を行っていないことが調査結果からわかった。 文化満足度と関連して、釜山の文化条件については47.5%が普通、25.7%が少し不満、20.8%が少し満足を選択して全般的に不満足にやや近いことがわかった。 市民の文化水準を高めて文化生活へのニーズを満たすために、釜山市が優先的にすべきことは何かを問う質問では、文化施設の拡充(30.3%)、文化部門に対する集中的な投資と支援(23.8%)の順だった。