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釜山港新港、北中国向け積替え貨物誘致に全力

2006-03-03 812  ヒット
内容
 「開店休業」と非難されてきた釜山港新港が、オープン以来37日目にして初めて定期船が寄港し、長い冬眠から目覚めた。  27日早朝、世界第2位の船舶会社MSC所属「ララ号(2486TEU級)」が新港に着岸し、20フィートのコンテナ(TEU)約420個を運び、メキシコのマンザニーロ港へ向かった。これに先立つ25日午前も同社所属『リサ号(5048 TEU級)』が新港に着岸し、約470個のコンテナを下ろした。  これら船舶は、MSCが釜山港戡蠻埠頭の大韓通運ターミナルに週5回寄港する船のうちの2隻だ。新港に寄港するこの2隻は、今年コンテナ20~30万個を処理するものと予想される。釜山港湾公社は「世界2位のMSC社が寄港することにより、新港が大いに活性化することが期待される」と話した。  新港は現在、MSC社以外の2~3社とも交渉しており、近々寄港船が増える見通しだ。今回オープンした新港の3つの船席(船舶が接岸するスペース)の埠頭を運営している釜山新港湾(株)は、「コンテナ取扱量の増加のため世界の主要船舶会社と交渉中で、今後4~5週間後には寄港船が追加する見通し」とし「北中国地域に向かう3~4航路の誘致に焦点を合わせ総力を上げている」と説明した。  地域港湾業界によると、北中国の港湾は天津・大連・青島など。港湾関係者は「釜山新港湾(株)の筆頭株主で実質的な経営権を握るドバイのDPW社が最近買収したP&O社の投資する青島港などと連携したサービスを通じ北中国のトランシップ(積み替え)事業を誘致する戦略」と話した。