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釜山 8月から2階立てシティーツアーバス運行

2006-04-10 811  ヒット
内容
8月から釜山でもロンドンや香港などでおなじみの2階立てバスによる市内観光(シティーツアー)が楽しめる。 特に、釜山のシティーツアーバスには国内初の先端IT技術を活用したユービクォータスシステムが設置される計画で、新しい観光名物になるものと期待されている。 7日釜山市によると、7月に中国から2台のバスを導入し8月からシティーツアーに利用する予定であり、このため最近シティーツアーの運営社である(株)釜山観光開発が中国バス製造会社の韓国支店と契約を締結したという。 全長12.4m、全高3.9m、定員38名、2階立てシティーツアーバスの導入価額は関税などを含めて1台当5億1千万ウォン台で、釜山市が3億ウォンを支援し残余は(株)釜山観光開発が負担する。 このバスの1階には高齢者と子供、障害者のための座席やドリンクコーナーなどが設けられている。 シティーツアーバスにはリアルタイムで観光地の案内と各種情報検索ができるユービクォータスシステムが設置される予定である。 釜山市は座席ごとにタッチスクリーン及びヘッドホーン、全地球測位システム(GPS)、無線ネットワ-ク、大型のプラズマテレビ(PDP)等を設置し、運行中に有名観光地や遺跡、史跡等に関する案内放送と関連映像、ニュースなどをリアルタイムで提供する予定だと説明している。 また、観光客が座席のスクリーンを通して宿泊や食堂、観光地などの情報を検索できるようにし、6月からは釜山で流れる地上デジタル放送(DMB)も見られるようにする予定である。 これと共にバスの中にテーブル形の大型タッチスクリーンと案内ロボットなどの先端IT技術の体験コーナーを設置する案も検討している。 市関係者は「釜山市が中心事業として推進しているユービクォータスシティー構築の初事業がシティーツアーなので、観光客が十分に新システムを満喫できるよう多角的に検討していると述べた。 釜山市は2階立てバスの導入に先立ち、5月に高級仕様のバス2台を導入して観光客の利便性を高めるため、現在のシティーツアー路線と料金、運行時間などを全面的に再検討する。 現在、釜山のシティーツアーバスは釜山駅を中心に影島(ヨンド)区の太宗台(テジョンデ)と海雲台(ヘウンデ)まで運行する二路線を1日4本運行している。 市関係者は「シティーツアーが名実ともにロンドンや香港のそれとなるためには、シティーツアーバスが少なくても30分間隔に運行できるように運行バスの台数を増やし、路線も多様化するなど観光インフラとしての役割を遺憾なく発揮できるよう改善する方針だ」と述べた。 Silver日本語通翻譯奉仕會 協力