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貨物誘致を図るインセンティブの拡充が急がれる

2006-04-07 843  ヒット
内容
釜山北港コンテナ専用埠頭の運営業者が、新規にコンテナ貨物取扱量を確保する業者に支援金を与える「マイレージサービス」の導入を始め、釜山港の貨物誘致を図るインセンティブの拡大を港湾当局に求めている。 6日、北港コンテナターミナルの運営会社によると、最近埠頭の運営業者は釜山港湾公社(BPA)と懇談会を催し、全羅南道(ジョンラナムド)の光陽(グァンヤン)港が昨年12月に貨物取扱量の誘致拡大のために実施したマイレージサービスを釜山港にも実施するよう働きかけた。 埠頭運営会社の社長らは懇談会で「釜山港がより多くの貨物を誘致するためには新規で貨物取扱量を確保する荷主とフォワード業者、船舶会社などに実績に応じて支援金を支給するマイレージサービスの施行が急がれる」と主張していた。 同業者はまた、BPAが2004年1月からトランシップ貨物の増加に向け、トランシップ貨物量が増加した船舶会社に荷役費を減免する「ポリュ−ムインセンティブ」制度をターミナル運営業者にまで拡大して、各ターミナルが積極的に貨物取扱量および船舶会社誘致に乗り出すよう求めている。 埠頭運営業者はこれとともに、釜山新港では1TEU(20フィートのコンテナ1個分)当たり2万ウォンのコンテナ税が免除されているにも拘らず北港では依然徴収しているのは不公平だとして、北港に入港するコンテナに対するコンテナ税の早期免除を釜山市に求めている。 同業者は特に北港の埠頭から直ちに鉄道で輸送され、別の釜山市内のシャトル運送を必要としないコンテナに関しては、優先的にコンテナ税を免除するよう求めている。 子城台(ジャソンデ)埠頭の運営会社である韓国ホチスンターミナル(株)(HKT)は、「北港と新港の発展を図る釜山港の多様なインセンティブと価格の下限線を二つの港湾にバランスよく適用し、北港−新港間の熾烈な競争を防ぐよう」海洋水産部に求めている。 一方、(株)神仙台(シンソンデ)コンテナターミナル(PECT)は、1991年に開港した神仙台埠頭の先月の貨物取扱量の処理業績が5番バースの完成と岸壁クレーン5〜6台を同時に投入した荷役作業、貨物誘致への取り組みなどが追い風となって、開港以来最高の月間実績である20万3,600TEUを達成し、前年同期比で19%増加したと6日発表した。 Silver日本語通翻譯奉仕會 協力